前回
まで90年代の曲を紹介してきたが、今回からは2000年代以降の曲をアルバムごとにまとめて紹介する。
まずは2000年発売の9thアルバム「Q」より。
つよがり
ストアルバムにも収録されている、しっとりとした曲調のラブソング。
苦しさを隠してつよがりを見せている女に、気弱な男は女の名前を呼ぶのが精いっぱい。
けど、大概の男ってのはそんなもんなんだろうなという気もする。
私が本曲を初めて知ったのもこのライブDVDを観たときだった。
原曲に忠実ながら「店長からのおすすめの一品」に相応しいパフォーマンス。
本曲も、原曲よりはこのパフォーマンスを聴くことが多い。
話す相手も自ずと挟まってくんだよ
Mr.Children「つよがり」
ちっちゃな願いをいつもポケットに持ち歩いてるんだ
口笛
18thシングル。
ノンタイアップということもあり、シングルではあるが認知度は決して高くない。
しかし、ファンクラブ会員内投票で1位に選ばれるほど、ファンの間では根強い人気をもつ曲。
当初、この曲を初めて聴いたときは私の中で特段印象に残らなかった。
どの程度かと言えば、このパフォーマンスと原曲が全く結びつかなかったほどだ。
しかし、このパフォーマンスには完全に引き込まれた。
桜井さんのアコギとピアノ、トランぺットで始まった静かなイントロ。
半音下げで桜井さんが歌い出すと、口ずさむ観客の声量が増していく。
そしてBメロで観客に歌唱を明け渡すと、すがすがしく力強い合唱へ。
この流れが鳥肌もので、当時この1番の部分だけ何度もリピートした記憶がある。
無論、原曲よりもこのパフォーマンスを聴くことが多い。
無造作にさげた鞄にタネが詰まっていて
Mr.Children「口笛」
手品の様 ひねた僕を笑わせるよ
Hallelujah
ベストアルバムにも収録されたラブソング。
ライブでは単独よりも、別の曲に繋がる形で披露されることが多い。
静寂の中、JENのカウントから一気に響き渡る田原さんのギターによるイントロがとても格好良く爽快。
一番の見せ場は終盤。
「ハレルヤ」の掛け声の中で桜井さんが「and I love you」を歌い始め、次曲へとつながる流れは圧巻だ。
もう10年以上ライブでは披露されていないが、個人的には「優しい歌」とのコラボレーションでのパフォーマンスを観てみたい。
優秀に暮らしていこうとするよりも 君らしい不完全さを愛したい
Mr.Children「Hallelujah」
その他
すでに紹介済みの曲を下に示しておく。
CENTER OF UNIVERSE
NOT FOUND
Surrender
END
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