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【書評】野矢茂樹「大人のための国語ゼミ」

自分はまだまだだった。 概要  哲学者・野矢茂樹が送る、大人のための国語の教科書。  読者として社会人を想定し、主張を伴った文章の読み方、書き方、議論の仕方といった実学に依った授業を展開する。  必要に応じて例題も散りばめられており、読者の...
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【書評】海部俊樹「政治とカネ-海部俊樹回顧録-」

タイトルと著者に釣られた。 概要  第76、77代内閣総理大臣・海部俊樹の回顧録。  航空兵に志願した少年時代から始まり、代議士時代、閣僚時代、首相時代、野党時代と自身の足跡を辿る。  自身の政治生活を振り返る中で、カネと権力、人間関係が複...
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【書評】辻芳樹「和食の知られざる世界」

初めましてのジャンルだけど面白かった。 概要  辻調理専門学校校長・辻芳樹が、世界から見た和食の実際と目指すべき未来について著した解説書。  著者の体験談を交えながら、世界における和食のイメージ、捉えられ方の変遷を辿る。  また、著者が推し...
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【書評】冨澤暉「軍事のリアル」

先にこっちを読むべきだったな。 概要  元自衛官・冨澤暉による自衛隊及び世界の軍事に関する一般向け解説書。  集団的自衛権、自衛隊のPKO参加、北朝鮮ミサイル問題、日本の核武装の是非、徴兵制の可能性など一般の人々が関心を寄せるテーマをしっか...
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【書評】ロバート・D・エルドリッチ「オキナワ論 -在沖縄海兵隊元幹部の告白-」

沖縄問題の根底にあるもの。 概要  在沖縄海兵隊元幹部の政治学者・ロバート・D・エルドリッチによる、米軍基地をめぐる沖縄問題の解説書。  沖縄に本格的に携わるまでの著者の経歴を辿りながら、沖縄をめぐる日米の歴史、現在における沖縄、日本、アメ...
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【書評】馬淵澄夫「原発と政治のリアリズム」

あの日に起きた、あの事故の裏側。 概要  政治家・馬淵澄夫による、福島第一原発事故対応のドキュメンタリー。  原発事故発生後に、政府と東京電力(以下、東電)の合同組織の一員として緊急招集された著者が、政府側の人間として実際に目の当たりにした...
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【書評】上原善広「路地の教室-部落差別を考える-」

この手の本は意外にに初めて。 概要  フリーライター・上原善広が自身の経験をもとに執筆した、路地の初心者向け解説書。  路地(差別部落)とはそもそも何かという話からスタートし、(推測の割合が多いものの)路地の成り立ち、穢多と非人の違い、戦後...
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【書評】上原善広「聖路加病院 訪問看護科 -11人のナースたち-」

看取りを別の視点から。 概要  フリーライター・上原善広による、聖路加病院訪問看護科の密着取材ルポ。  東京を代表する総合病院である聖路加国際病院(以下、聖路加病院)に所属する訪問看護科に著者が半年間通いつめ、訪問看護やそれを受ける患者の姿...
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【書評】大塚ひかり「女系図でみる驚きの日本史」

やっぱ系図って面白い。 概要  エッセイスト・大塚ひかりが、女系を辿って作成した系図をもとに日本史を読み解く新感覚の歴史エッセイ。  滅亡したと言われる一族が、実は女系で辿ると今の皇室に繋がっている。そもそも、夫の家柄ではなく妻の家柄が、夫...
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【書評】荒井利子「日本を愛した植民地 南洋パラオの真実」

もうあれから10年? 概要  社会学者・荒井利子が日本統治時代のミクロネシアの実態を綴った一冊。  ミクロネシアの日本統治時代、太平洋戦争、アメリカ統治時代を生きた島民たちを取材し、そこで得られた証言から当時の実情をありのままに伝える。  ...