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書籍

【書評】藤原正彦「国家の品格」

何気にすごく売れた新書をちゃんと読むのは初めて。概要 数学者・藤原正彦の言わずとしれたベストセラー。 著者の経験に基づき、「日本」という国家が持つべき品格と、その品格を身につけるための条件について説く。 現代では正義とされている民主主義や自...
成長録(長女)

【成長録(長女)】その81~その85(長女1歳0ヶ月)

1年が早い。その81 身体 後ろから見るとスラっとしているが、前はお腹がボンと出てる。 (理由は見当がついていて後に詳述。) 心配になるぐらい胴長で足が短いが、1歳ってこんなもの?その82 認識 意思表示が明確になってきた。 泣くのは、自分...
書籍

【書評】篠田達明「徳川将軍家十五代のカルテ」

一石二鳥は素晴らしい。概要 医師・篠田達明が徳川歴代将軍の既往歴を探り、死因を考察した診断記録。 文献に記された徳川歴代将軍の病歴から各将軍の健康状態、臨終の様子からその死因を現代医学の知見に基づいて考察している。 診断対象は将軍だけでなく...
書籍

【書評】保阪正康「あの戦争は何だったのか」

今回読み返した中で、最も前回から捉え方が変わった一冊。概要 作家・保阪正康が太平洋戦争について解説した「大人のための歴史教科書」。 内容は旧日本軍の組織構造から開戦に至るまでの経緯、戦時中の状況、降伏までの経緯について詳細に書かれている。 ...
書籍

【書評】上原善広「異形の日本人」

個人的にこういうのすごく好き。概要 フリーライター・上原善広が送る、いわゆる「異端」とされてきた人々の半生を綴ったルポ。 彼ら、彼女らがなぜ「異端」とされてきたかを紐解きながら、彼ら、彼女らを「異端」たらしめた日本という国、日本人の本質に迫...
WordPress

【X(旧Twitter)】「WP to Twitter」から「Autoshare for Twitter」に鞍替えした。

割と早く解決して安心した。エラー再び 以前、WP to Twitterが使えなくなり、Twitter APIを新版に移行して復活させた。  しかしそれから4ヶ月弱が過ぎた頃、再びWP to Twitterでツイートが自動送信できない事態が発...
書籍

【書評】大井玄「人間の往生」

個人的には頓死が一番理想的な死に方、と思っていた。概要 看取りの医師・大井玄が、自らの知見、経験をもとに医学、哲学の観点から人間の理想的な逝き方について考察する。 考察対象は往生の仕方だけでなく、認知症、がん告知、在宅看取り、心霊現象、宗教...
書籍

【書評】北川智子「ハーバード白熱日本史教室」

ハーバードという名前にまんまとかかった。概要 歴史学者・北川智子が自身の歴史観とハーバード大学での講義体験についてつづった半生史。 学生時代に受講したハーバード大学の日本史の講義に歯がゆさを覚えた著者が、その歯がゆさの正体を突き止め、自身の...
思考録

【思考録】9:「伝統」という名の「悪習」

ずっと抱えていたイライラ、やるせなさをぶつける。 不快な思いをしたくない方は回れ右。伝統校 自分は長い歴史を持つ高校、いわゆる「伝統校」と呼ばれる高校に進学した。 テレビでたまたま母校の特集が組まれているのを奥さんに教えられて観たのだが、感...
書籍

【書評】阿川弘之「大人の見識」

最初は著者のこと良く知らなかった。概要 作家・阿川弘之が、大人が有すべき見識について自身の見聞や体験に則しながらつづった懐古談。 著者が主に扱った近代史における日本海軍、英国を主題材とし、最後には孔子の見識にも触れつつ「大人の見識」について...