【Mr.Children】「Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”」感想

Mr.Children

 2019年12月24日。
 敬愛する彼らから、最高のクリスマスプレゼントが届いた。

 届いたのは夜9時半だったが、知ったことじゃない。
 時間を忘れて、そして画面の中で躍動する彼らに我を忘れて見入った。

 全曲について書くことはしないが、以下、印象的だった曲の感想を書いていく。


各曲感想(印象に残ったもののみ)

2.Starting Over

 この曲のためにこの作品を買ったと言っても過言ではない。

 演奏されるとわかっていても、イントロが流れたとき、鳥肌が尋常じゃなかった。

 桜井さんの煽りで会場から歓声が上がると同時に、4枚の巨大スクリーンに各メンバーが映し出される。
 その瞬間ですでに目頭が熱くなる。

 歌い方はREFLECTIONのときとは大分違う。
 意識して変えているというより、桜井さんの発信欲求が自然にそうさせているような感じ。

 現に、ギターから手を離して身振り手振りを交えて歌唱する場面が何度か見られた。
 ギターを銃に見せて構える仕草が最も印象に残っている。

 

4.everybody goes~秩序のない現代にドロップキック~

Mr.Children「everybody goes ~秩序のない現代にドロップキック~」from Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”

 先行公開された内の1曲。

 福岡に参戦したときはただ酔いしれて終わったが、彼らの演奏を見ると新たな発見もあった。

 この曲のパフォーマンスで、今までのベストテイクは2009年の「Tour 2009 〜終末のコンフィデンスソングス〜」なのだけれど、このときは桜井さんもノリノリで観客と曲を楽しんで演奏していた。

 このときと比較すると、今回のパフォーマンスはだいぶ落ち着いている。
 無論、楽しんでいないということではないが、どちらかと言えばどっしりと構えて自身は演奏と歌唱に専念し、盛り上げは観客に任せているように思える。

 だがそれでも、25年前の社会風刺ロックをこの令和の時代に完全に手玉に取って、観客を気持ちよく曲に溺れさせることができるのだからおそろしい。

 25年前の歌詞の内容が今になって説得力を増しているのは、時代が桜井さんに追いついたというより、日本人が25年前から進歩してないことの表れのように思えてならない。

 

7.名もなき詩

Mr.Children「名もなき詩」from Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”

 これまでの中で最も優しいパフォーマンスだろう。

 個人的には「1/42」のように荒々しくも気持ちよく盛り上がる演奏の方が好きだが、こちらはこちらで違った良さがある。

 

9.旅立ちの唄

 福岡で最初に聴いたときも良いアレンジだと思ったが、それは今回も変わらず。

 曲の背景なしにまっさらな状態でこのパフォーマンスを見て、この曲を気に入った人も多いんじゃないだろうか。

 原曲は全くと言っていいほど聴かないが、このパフォーマンスはヘビロテしそうな予感。

 

14.SUNRISE

 この曲流れたときは衝撃だった。
 発表されて12年もの間、大きなツアーでは一度も披露されてこなかった曲。
 このまま陽の目を見ることはもうないだろうと思っていただけに、晴天の霹靂だった。

 スクリーンに陽が昇る演出は、何度見ても美しい。

 

17.innocent world

 未完TOUR以降、半音下げがデフォルトになったこの曲。
 だが、半音下げでも全く曲の良さは損なわれることなく、むしろこちらの方が美しいとも思えるようになってきた。

 曲が始まる前に長い前奏があるが、福岡の初日では暗転した状態からいきなり曲が始まって銀テープが打たれた記憶がある。
 ツアーを回る途中で前奏を入れるようになったのだろうか。

 

18.海にて、心は裸になりたがる

 大音量で聴くほど、この曲のパワーに心揺さぶられる。
 圧倒されるのではなく、そのパワーに身を委ねて天高く舞い上がるような心地だ。

 本編ラストだけあって観客の掛け声も桁違い。
 ライブでの披露を今回で終わりにするのは絶対に勿体ない。

 

21.皮膚呼吸

Mr.Children「皮膚呼吸」from Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”

 福岡でも思ったが、あのMCの後にこの曲は反則。

 人生の半分ともいえる節目を迎え、年齢とともに自分たちのこれからを強く意識するようになった彼ら。
 しかし、今までの人生に後悔はしていないし、まだまだ曲を作り続けたい。
 ファンのみんなと一緒に歌っていたい。

 中にはやむを得ぬ事情で若い内にバンドを解散したり、音楽活動にピリオドを打つ人がいる。
 そんな中で、結成以来メンバーを一切変えず、30年を超えてもなお活動し続けてくれる彼らの存在は、私にとっては奇跡に等しいことを実感させられた。

 もがいいてもがいて辿り着いた答えを高らかに宣言した「優しい歌」とはまた違う。
 今まで自分たちがやってきたことは間違っていなかったと胸を張って、まだまだ音楽に挑戦し続けていくという前向きな決意表明として歌い上げたのが、この「皮膚呼吸」なのだろう。

 その挑戦の一環としてロンドンでの収録があるのだろうが、かつてビートルズが闊歩したロックの聖地で彼らは何を生み出したのか。
 楽しみでならない。

CDとボーナス映像

 今回のライブDVDで他と特異な点である、東京ドーム公演のライブCD。
 1公演を丸々収録したライブCDを世に出すこと自体「1/42」以来な気がする。
 (だとしたら20年ぶりだ。)

 1通り聴いたが、まずMCはすべてカットされており、純粋にライブパフォーマンスを楽しむスタンスになっている。
 まだ名古屋との細かい比較まではできないが、とりあえず「Starting Over」は絶賛ヘビロテ中。

 

 そしてもう自分の中では恒例になっているボーナス映像探し。
 最初のメニューに特典映像メニューがなかったため期待薄かと思ったが、チャプターメニューを開くと「END ROLL」が「JEND ROLL」になっており、「JEN」の文字が黄色になっている。

これは・・・

と思い「JEN」の文字を選択すると案の定、ボーナス映像が流れ出した。

 詳細は実際に購入頂いてからのお楽しみということにしておくが、私はかなり笑わせてもらったとだけ言っておく。

終わりに

 今のところパソコンを開けばYouTubeの「everybody goes」をループ再生、スマホで音楽聴くときは名古屋と東京の「Starting Over」を交互にヘビロテする日々。

 それが落ち着いたら別の曲をじっくり観て聴くつもりだ。

 ライブに関しては、今後は体第一で無理しないように続けてもらいたいが、私は少なくとも「終わりなき旅」「HERO」「Any」「掌」「擬態」を生で聴けるまでは応募し、参戦し続けたい。
 (ほんと、「Thanksgiving25」に応募しなかったのが悔やまれる。)

 デビュー30周年ツアーをするのであれば、絶対に応募する。

 

 最後にお礼を。
 最高の作品を、本当にありがとうございました。

 

 END


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