まさか本当に招待されるとは思っていなかった結婚式。
招待してくれたのは大学時代の友人。
私と同じくMr.Childrenを敬愛するナイスガイだ。
招待されたのは嬉しかったのだが、その前に色々準備しないとヤバイんでないかという思いが先行し、楽しみよりも落ち着かない心境の中準備を進めていった。
中には
念のため記録しておいた方がいいな…
と思うこともあったため、(可能性は無いに等しいが)次回招かれた際にスムーズに準備ができるよう、ここに記録しておく。
まずは礼服を購入したときの話。
購入決定まで
服に関して、考えたパターンは下記の通り。
① 礼服を新調し参列
② リクルートスーツで参列
③ レンタル品を利用
自分はいわゆる礼服を持っておらず、代用できるものと言えば就職活動時に使っていたリクルートスーツしかなかった。
リクルートスーツでもマナー的にはOKとのことだったが、個人的に着る気にはなれなかった。
ならとレンタルサービスを使うことも考えたが、パーティースーツが明らかにパリピが着るような代物で、見た瞬間
ないわ。
と思った。
そんな感じで消去法で礼服を買うことを決断。
しかし、ただ買うだけじゃ絶対に高くつくからどうにか少しでも安く抑えたい。
そのときふと考えた。
もしかしてどっかでスーツの下取りとかやってるんじゃないか?
私の会社では私服通勤が認められており、エンジニアと言う職業柄、客先には基本業者として出入りするため服装は作業服のことがほとんどだ。
実家からは念のため、リクルートスーツを含め3着を持ってきたが、結局会社に入ってから着たのは入社直前に買ったビジネススーツ1着のみで、残り2着は完全に棚の肥やしになっていた。
この2着を下取りに出して、そこで得た収入を礼服購入に回そうと考えたわけだ。
ということで「スーツ 下取り」で検索を書けると、やっぱりスーツ店でやってた。
しかも、服を買うついでに下取りも一緒にやってその場で割引してくれるとのこと。
じゃあもうもう持っていくしかないってことで、下取り用のスーツを引っ張り出した。
すると、ずっと着ていない上にクローゼットの奥の風通しの悪い状態で放置していたため白カビが生えていた。
念のため「白カビが生えてるけどそのまま持って行っても大丈夫?」と店に電話したところ
そのままで問題ございません。
ですが、ご来店時には密閉した袋などに入れてご持参ください。
とのことだったので、アメリカ出張時に買った圧縮袋にスーツを入れて持っていくことに。
実際にスーツを圧縮袋に入れたときの写真がこんな感じ。
後で確認しやすいように、スーツとスラックスは分けて袋に入れた。
来店
下取りスーツを持参して最寄りの紳士服店に来店。
結婚式に招待されたから礼服を買いたい旨を店員に伝えると、略礼装コーナーに通されて4種類の礼服を提示してきた。
価格 | 黒さ | 着心地 | 静電気 | |
① | 3万円 | 薄い | 固い | 起きやすい |
② | 4万円 | やや薄い | やや固い | やや起きやすい |
③ | 5万円 | やや濃い | やや柔らかい | やや起きづらい |
④ | 7万円 | 濃い | 柔らかい | 起きづらい |
全種類試着し、確かに④は最も着心地が良かったが、さすがに7万円は手が出せない。
結局、今後の他の冠婚葬祭でも着れるようにと③を選んだ。
ここまで書いてふと思ったのだけど、上記の私の選択思考、アンカリング効果で誘導されたんじゃないか?
店員が実際に私に買わせたいのは5万円の③で、それと対比させる目的でわざと高い④を提示してきたんじゃないか?
そして、礼服のバリエーションは実はもっとあって、年齢や購入回数によって提示する組み合わせを変えているんじゃないだろうか?
例えばもう少し年配の人相手なら、全体的に価格を引き上げた組み合わせを提示しているとか。
・・・被害妄想だな。
購入する礼服が決まり、試着、裾上げの位置決めまでしたら小物類の購入検討。
買ったもの:ポケットチーフ(シルバー)、ネクタイ(シルバー)、ハンカチ(白)、クラッチバッグ
持ってないけど買わなかったもの:カフスボタン、袱紗(ふくさ)
ポケットチーフはスタンダードなシルクのシルバーを選択。
ポケットチーフの色に合わせてネクタイもシルバーのものを購入した。
(基本、ポケットチーフとネクタイの色は合わせる。)
クラッチバッグは肩掛け可能な2種類の内、安い方を選んだ。
(といっても数百円の違いだけど。)
カフスボタンは必須なものではないし、自分自身もつける必要はないと判断し購入せず。
ご祝儀を入れる袱紗も提示されたが、3千円と聞かされ、
いやこれは高すぎだろ。
と購入は遠慮した。
結果、購入したのは礼服(上下)、ポケットチーフ、ネクタイ、ハンカチ、クラッチバッグの5点。
下取りの割引を含めても、なんだかんだで6万円ほどの金額になった。
だが、今後の冠婚葬祭等で長く着ていくことを考えれば構わないかとも思う。
小物類はその場で持ち帰ったが、礼服は裾上げのため1週間後に引き取った。
次回予告
礼服に関する記録は以上である。
次回は袱紗の購入とご祝儀の準備について書こうと思う。
END
※追記
袱紗の購入とご祝儀の準備について書いた。
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