下記記事の続き。
MC 2
「ただいま、あそこ(先端ステージを指さしながら)で演奏するための準備をしております」
「Thanksgving 25」に続き、序盤での先端ステージ移動。今後はこれが定番になっていくのか?
「今回のツアー名『Against All GRAVITY』なんですけど『重力に対する』という意味です。
ですが、これはあくまで比喩です。
もちろん、空を自由に飛びたいと思う人にとってはそのまま『重力』に対することになるけれど、逆に地に足をつけていたいという人にとっては『浮力』が、ここでいう『重力』になります。
Understand?」
いきなり飛び出した英語に思わず笑ってしまった。
「それから、中には年を取りたくないという人もいるでしょう。
(目の前の人を指さしつつ)ねえ、取りたくないですよね?
そういう人にとっては『時間』が、ここでいう『重力』になります。
そういう風に、何かをやりたいと思ったときに、その妨げになるものを総して『重力』と呼んでいるわけです。
Understand?」
またまた飛び出した英語に会場が笑い声に包まれる。
「すいません。最近、英会話教室に通っているんです」
なるほど、ちゃんとワケがあったのね。ここでも笑い声が会場を包んだ。
ここで話題転換。
「『令和』に変わるわけですよ。
時代とともに変わっていくべきものと変わらない方が良いものがあります。
皆さんにとって私たちはどちらなんだろう。
そう思うことがあります」
的なことを言っていた気がする。
そんな話から、桜井さんがアコースティックギター1本で奏で始めたのはこの曲。
「ちょっとぐらいの汚れものならば~」
7.名もなき詩
心の中でガッツポーズ。
下記記事
でも紹介しているが、この曲は私にとって非常に特別な曲。
一度はライブで聴きたいと思っていたからめちゃくちゃ興奮した。
演奏し始めてすぐ手拍子が始まったが、途中「真実を握りしめる」の部分で桜井さんが溜めを作った。
鳴りやむ手拍子。
「ごめんね。手拍子してくれたからちょっと意地悪したくなっちゃった」
茶目っ気たっぷりに言った後、すぐさま演奏開始。
桜井さんが先端ステージで弾き語りをする中、JEN、ナカケー、田原さんが先端ステージへ。
そして「生涯を君に捧ぐ」の部分で、JENが先端ステージのドラムに着席し、ステッキを高々と上げた。
沸き立つ観客。そして少し溜めを作ってから田原さんのギターが木霊する。
「あ~るがま~ま~の心で~」
ここから全員で演奏開始。
もうね、演出が神だよ。
昔の音楽テレビ番組「FAN」でのアレンジを思い浮かべた人もいるんじゃないだろうか?
あのアレンジ(と言っても全く一緒ではないけど)をまた聴けるとは思ってもみなかった。
大サビも声がのびのびと出ていて、聴いていてすごく心地よかった。
感動のあまり泣きそうになったよ。
演奏後、自分を含めたバンドメンバーを簡単に紹介し、再びMC。
続きはこちら。
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