【Mr.Children】「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸」感想③

Mr.Children

 前回

の続き。

 

18. here comes my love

 アンコール1曲目。
 正直、CD音源を聴いた段階では今一つな印象だったが、この演奏を観て一気に魅せられた。
 間違いなく、ライブがCD音源を超えている。
 「箒星」同様、CD音源よりこのライブ音源をヘビーローテーションする予感しかしない。
 こういう収穫があるからライブビデオ鑑賞はやめられない。
 音源だけでなく、灯台を模した照明による演出もお気に入りだ。

 

20.秋がくれた切符

 「公園のベンチに座っているような雰囲気で」と、スピーカー(?)に腰掛けながらの歌唱。
 注目はSUNNYさんのアコースティックギター。
 適度なアレンジが加えられていて、個人的には好みだ。

 

21.Your Song

 大ラス。
 圧巻は、冒頭とラストの桜井さんのシャウト。
 20曲歌った後にあのシャウト、この方は本当に人なのか?と思ってしまう。
 このパフォーマンスを見ると、ドームツアーで声がもたなかった理由が謎だと思ったが、ただ単に声がセットリストに慣れていなかっただけかもしれない。
 ドームツアーのライブDVDに期待したい。
 (「Starting Over」を早く観たい…)

 

 Bonus.Tour 2018-19 重力と呼吸 In TAIPEI

 22年ぶりの来訪となった、台湾公演での映像がボーナス映像として収録されていた。
 正直、台湾公演が決定したとき「大丈夫か?」と色々心配したが、全くの杞憂だった。
 台湾の人たち、熱量が半端じゃない。
 映像からでも圧倒されるほどの盛り上がりで、彼らがMr.Childrenを心待ちにしていたことが容易に伺い知れた。
 特に圧巻だったのは大ラスの「終わりなき旅」。
 アウトロの直前、桜井さんがシャウトし終わったところで、現地のファンが配布したのであろう「台湾♥ミスチル」のカードを多くの観客が掲げ、渾身の歓声をあげる。
 それに応え、畳みかけるように、しかし魂を込めて演奏されたアウトロは、文句なしのベストテイク。
 1曲通して観たかった…

 

 終わりに

 最初にセットリストを見たときは微妙に思えたが、好みではない曲で収穫があったり、好きな曲のパフォーマンスが予想以上に良かったり、良い意味で期待を裏切ってくれた作品だった。

 今回はコアな曲が多いが、ライト層のファンの人がこの作品を観て、今まで聴いたことがなかった曲に興味を抱いてくれればと思う。

 ともかく今は「Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”」のライブDVDの発売を楽しみに待つとしよう。


 

 END

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