前回
にて、実質ラストアルバムである5thアルバム「大発見」から3曲を紹介した。
最後に、東京事変のカップリングアルバム「深夜枠」より、個人的隠れ名曲2曲を紹介する。
ピノキオ
アルバム「深夜枠」の5曲目であり、4thシングル「OSCA」のカップリング曲である。
「深夜枠」を初めて聴いたときから気に入っていた、私としては珍しい曲だ。
歌詞の内容はタイトル通り「人間とピノキオ」とのことだが、作詞作曲をした伊澤はピノキオの話を良く知らなかったらしい。
演奏と歌唱自体は原曲に忠実で完成度が高い。
しかし、1番のAメロ部分で観客の声が入ってしまっているの。
と言うか、演奏中なんだから静かにしてほしい。
完成度が高いだけに、そのガヤ声が無駄に気になってしまうのが残念でならない。
縛られた心地
東京事変「ピノキオ」
誘導された口が悪
指帰を広めてる
落日
アルバム「深夜枠」9曲目であり、3rdシングル「修羅場」のカップリング曲である。
歌詞はMr.Childrenの「花の匂い」同様、「死」や「別れ」をテーマに書かれている。
こちらも「深夜枠」を初めて聴いたときに気に入った曲。
しかし、個人的には初めて聴いた感じがせず、どこか懐かしさも覚える曲だった。
「“DOMESTIC!” Virgin LINE」では原曲に忠実なパフォーマンス。
「“DOMESTIC!” Just can’t help it.」では林檎さんがギターの弾き語りから開始するアレンジが加えられており、より感情が籠った独特な歌唱が特徴的だ。
独りきり置いて行かれたって
東京事変「落日」
サヨナラを言うのは可笑しいさ
丁度太陽が去っただけだろう
僕は偶然君に出遭って
ごく当たり前に慈しんで 夕日を迎えた
さあもう笑うよ
終わりに
最後の曲を「落日」で綺麗に終えられたのには、個人的に満足している。
椎名林檎名義でも好きな曲はあるが、個人的にはやはり「東京事変」が好きであり、いつかまた5人が集った姿を観てみたい。
期間限定の再結成でもツアーを開催してくれるなら、喜んで応募したい。
またあなたに会えるのを、楽しみに待って…
END
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