【脱毛】第1回:独白ときっかけとクリニック選定

脱毛

 つい最近、医療脱毛(レーザー)を始めた。

 女性の場合は、脱毛はさほど珍しいことではなく、抵抗感も少ないだろう。
 しかし男性の場合は、まだ十分に市民権を得切れていない印象だ。

 実際のところどうなのか。
 私の実体験に重きを置いて、思考と施術の経過を記録することにする。

 初回は私の独白と、医療脱毛を始めるきっかけについて。

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私は剛毛だ

 私は剛毛体質だ。

 ひげは頬や首にまで及び、すべての領域で濃い。
 もちろん剃っても青ひげ状態で、剃ったその日の内に手の感触でわかる程度に生えてくる。

 ひげだけじゃない。
 胸毛やへそ周りの毛は放っておけば伸びてくるし、すね毛も高い密度で生えていて色濃い。

 

 正直、こんな自分を「気持ち悪い」と思って生きてきた。
 明らかに父親の遺伝なのだが、「要らないものを継がせやがって」と遺伝を恨んだほどだ。

 中学時代は、すね毛を生やした先輩方を見て憧れたものだが、モノには限度というものがある。

 ひげは基本毎日剃らないといけないが、電動シェーバーでも肌を傷つけて痛みも出るし、毎回この処理をするのが鬱陶しい。

一生こいつ等と付き合っていかなきゃならないのか…

と、大学時代までは諦めの気持ちの方が強かった。

医療脱毛開始のきっかけ

 医療脱毛の存在自体は、電車内の広告等を見て大学時代から知っていた。
 だが、当時はどうも胡散臭さを拭えず、また現在以上に男性の脱毛が認知されていなかったこともあり、興味の対象からは外れていた。

 

 私が本格的に医療脱毛を意識したのは、全ラ(生徒会役員共のラジオ)がきっかけだった。

 佐藤さんと矢作さんがパーソナリティを務めた回で、医療脱毛を検討したリスナーからのメールが紹介されたのである。

 実際に行ってみたという体験談を、宣伝とは関係ないところで聴くことができたため、「実際に医療脱毛に行っている人が存在する」ということを実感できた。

 当時もまだ男性の医療脱毛はメジャーではなかったが、すでに独立していた私はこれをきっかけに興味が一気に高まり、いろいろ調べてみた。
 だが、独立していたとはいえ、当時はその施術費の相場を知って尻込みしてしてしまい、「今はまだ早い」と施術開始を先延ばしにした。

 

 そして今年の6月。
 ある程度貯金ができたところを見計らい、覚悟を決めた私はクリニックの選定に取り掛かった。

方式およびクリニックの選定

 脱毛には大きく分けて、以下の2つの方法がある。

光脱毛

 毛根に存在するメラニン色素に反応する光を皮膚に照射し、毛根にダメージを与える。
 メリット:施術時の痛みが少なく、1回あたりの施術費が安い。
 デメリット:毛根に「ダメージを与える程度」の光出力であり、脱毛効果が一時的。

レーザー脱毛

 黒、または茶色に吸収される波長のレーザーを皮膚に照射し、毛根とその周辺の組織を破壊する。
 メリット:毛根周辺の組織を「破壊するレベル」の出力で照射するため、半永久的な脱毛が可能。
 デメリット:施術時に痛みを伴い、1回あたりの施術費が高い。

 正直私は、最初からレーザー脱毛しか眼中になかった。

 私が望むのは

 ・ひげ:今までの剃毛処理がほぼ不要になるレベル
 ・全身:自分が不快にならない程度の毛量を処置無しで持続できるレベル

での脱毛であり、施術後の処理が(完璧はムリでもほぼ)不要な状態にすることに重きを置いていた。

 その軸で見ていくと、半永久的な脱毛が可能なレーザー脱毛しかなかったわけである。

 

 そしてクリニックの選定。
 まずインターネットで調べてみたが、コースの種類は多いしオプションがついてたりついてなかったり保証範囲がクリニックによってまちまちだったり、はっきり言って把握するのがめんどくさい。

 なので、とりあえずカウンセリングも兼ねて実際に行ってみて話をきくことにした。

 最初に行くことにしたのはゴリラクリニックだ。

 選定理由は、調べる前から名前を知っていたクリニックだったから。

 カウンセリング予約はインターネットから可能。

 予約確認方法はメールでもできるため、電話が苦手な人でも安心。
 (電話が苦手な人間なんているのかと思われるだろうが、ここに一人いる。)

 カウンセリング希望日は第3希望まで入力でき、全部埋めておいた方が吉。

 予約した翌日に予約確定のメールが届き、3つの希望日の中で一番近い日にカウンセリングが決まった。

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次回予告

 今回はあまり実のない話だったが、次回はクリニックに初来院した際の体験をまとめようと思う。

 実際に検討している人の参考になれば幸いだ。

 

 END

 

 ※追記
 ゴリラクリニックのカウンセリングレビューを執筆。

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