【結婚】結婚式~神前式の準備から当日までの流れ~

備忘録

 結婚指輪の準備と同時期に開始したのが結婚式の準備だ。

 事前に妻と話し合い、こちらも余計なオプションは付けずにシンプルにまとめる方針で進めることにした。
 (自分も妻も盛大な宴会がそもそも好きではない。)

 本記事では、妻との話し合いからスタートして挙式当日に至るまでのプロセスをまとめる。

 よくイメージされる挙式、披露宴と進む結婚式の準備と比較するとタスク量が格段に少ないだろうが、こういう一例もあると参考にしてもらえればと思う。

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プロデュース会社選定・初回相談予約

 挙式スタイルとプロデュース会社については、最初の話し合いの段階で奥さんが提示してくれた。

 奥さんの希望で挙式スタイルは神前式となり、プロデュース会社は奥さん提示の会社と、比較検討のため似たプランを提供しているもう1つのプロデュース会社を選定。

 2つのプロデュース会社の初回相談を同日にセッティングし、双方の話を聞いてその後どちらかに絞ることにした。

打合せ1回目

 実際に2つのプロデュース会社のもとへ出向き、挙式について相談。

 実は今回選定した2つのプロデュース会社は運営元が同じ会社であることが判明。

 絞る過程がなくなったため楽になった。

 2つの内、神前式がメインとなるプロデュース会社で話を進めることに。

 

 1回目の打ち合わせで決めたのは下記の通り。

・プラン
・挙式日および開始時間
・会場となる神社
・会食用の料亭
・衣装
・列席人数
・フォトプラン
・準備までの大まかなスケジュール

 衣装はその場に着られる衣装が用意されており、ビニル手袋をした上で実際に手に取りながら選定した。

 開始時間が不満だったが、最終決定までは変更もできるとのことだったため、良い時間が空いたら随時対応してもらうことにした。

 一通り決めた後で仮見積もりも出してもらい、最後に内金として5万円を支払って初回打合せは終了。

時間変更

 初回打合せから2週間弱が過ぎた頃、当日の別の良い時間帯にキャンセルが出ているのを奥さんが見つけてくれた。

 すかさずプランナーにメールで時間変更を要請し、すぐに対応してくれた。

打合せ2回目

 2回目の打ち合わせでは衣装合わせを実施。

 

 先に新婦の衣装合わせ。

 本番までは新婦の衣装は見ないことにしていたので自分は同行せず。

  

 続いて新郎の衣装合わせ。

 自分が着るのはスタンダードな黒の紋付袴。

 身長、体重、足のサイズ、服のサイズを訊かれ、それにあった衣装を用意してくれた。

 上はシャツ1枚、下はベルトを外してポケットのものはすべて出した上で試着。

 サイズ確認は一発OKだった。

 

 家紋については、家紋ドットコム(下記リンク参照)で購入できる家紋シールを袴に貼り付けられるとのこと。

 しかしこれはプロデュース会社が手続きをしてくれるわけではなく、手続きと支払いまで完全に自腹。

 

 また袴の下に着る肌着と白足袋はレンタルできないので、オプションで購入するか自前で用意してほしいとのこと(これは新婦も一緒だった)。

 最後に夫婦で草履のサイズを確認し、全体の確認をして終了。

 

 肌着は最初はオプションで買おうと思ったが、男性の場合は白足袋以外はちゃんとした和装用の下着である必要はないとのことだったため、下記方針で下着類を揃えることにした。

  1. 実家に男性和装用の下着(ステテコ)と白足袋があるか確認。
  2. 実家になければ自前でVネックの白シャツ、ステテコ、白足袋を買い揃える。

 オプションでも購入できるが、3点セットで5000円と高い。

 さらに多くの場合、肌着は自前で用意して白足袋だけ買うとのことだったのでそれに倣うことにした。

 Vネックの白シャツとステテコは夏場の寝巻用にも使えるものを選ぶ方針にした。

打合せ3回目

 最終打合せ。

 ここでスケジュール確認と、移動手段、写真、食事会場の装飾等の細かい部分の詰めをした。

 最後に最終打合せ時点での当日のスケジュール表と打合せ内容の確認書、見積書を貰って終了。

当日前まで

 最終打合せから当日前までは、最終打合せで提示された宿題を片付けていった。

 実際に実施したのは下記の通り。

・参列者の移動手段の決定
・食事会の卓上装飾および席札の準備
・食事会での席次の決定
・下着類・白足袋・フェイスタオルの準備

 

 参列者の移動手段は両家とも自家用車となった。

 卓上装飾と席札は奥さんと自分でデザインを決定し、奥さんと義母に作って頂いた。

 席次はこちらで考え、両家に確認を取って決定した。

 

 また下着類、白足袋、フェイスタオルについては、実家には無いことが確認できたため結局購入することにした。

 購入したのは下の3つ。

 Vネックシャツは普段と同じサイズで購入したところ少し小さめだったため、1サイズ上でも良かったかもしれない。
 (リンクでは色がグレーだが、自分はホワイトを購入した。ホワイトのリンクを貼りたかったが在庫切れでリンクを作れなかった。)

 ステテコは逆に普段履いているトランクスよりも1サイズ小さいものを購入し、着心地はちょうど良かった。

 白足袋も普段買う靴のサイズより0.5cm小さいサイズにしたところ、ちょうど足に綺麗に嵌った。

 またフェイスタオルは、ロハコで5枚入りのもの(下記リンク)を購入した。

 

 式の3週間前には、式の次第と代金が確定。

 請求書がメールで送付され、書面に記載された口座に銀行振り込みで入金した。

 

 式の前日に、プロデュース会社からメールで支度場所となるホテルの部屋番号の連絡が入った。

当日

 当日の流れを下の表に示す。

進行詳細
支度1
2.5時間
1. 支度場所へ現地集合
2. 新婦支度
3. 新郎支度
4. 挙式会場へ移動
挙式
1.75時間
1. 挙式会場に到着
2. 新郎新婦写真撮影
3. 参列者集合
4. 新郎新婦と参列者合流
5. 挙式内容確認
6. 挙式
7. 集合写真撮影
8. 支度場所へ移動(新郎新婦)
9. 食事会場へ移動(参列者)
支度2
0.75時間
1. 支度場所に到着
2. 新婦お色直し
3. 食事会場へ移動
食事会
3時間
1. 食事会場に到着
2. 新郎新婦写真撮影
3. 食事会
4. 参列者見送り
5. 支度場所へ移動
引上げ
0.5時間
1. 支度場所に到着
2. 引上げ
3. 解散

支度1

 新郎新婦の準備は全て、プロデュース会社が押さえたホテルの一室で行われる。

 まずはその一室に現地集合し、新婦のメイクから開始。

 新婦のメイクの途中から新郎の着付けを開始し、新郎の着付けと新婦のメイクがほぼ同時刻に終了。

 その後、今度は新郎のメイク、新婦の着付けを開始。

 新郎のメイクが先に終了し、新婦の着付けが終了するまで待機。

 新婦の着付けが終了したら部屋を離れ、タクシーで挙式会場まで移動。

挙式

 挙式会場に到着したら、挙式前に外で新郎新婦の撮影を開始。

 庭園や建物内でツーショット、シングルそれぞれ撮影。

 

 その後参列者が集まった待機室に案内され、参列者と合流。

 構図は下図のような感じ。

 席に着くとまず誓詞に日付と署名を筆ペンで記入。

 誓詞は一旦神職に預ける。

 参列者が全員揃ったところで、神職から式中の作法の確認を受け、その後参列者を交えて写真撮影。

 

 撮影後は机が下げられ、挙式開始。

 巫女の先導で待機室から退室し、巫女から改めて誓詞を手渡され、懐に収める。

 途中、手水場で手を清めた上で神殿へ。

 

 式の流れは下記の通りである。

・お祓い
・祝詞奏上
・三々九度
・玉串奉奠
・誓詞奏上
・指輪交換
・巫女舞
・親族盃の儀
・斎主挨拶

 神殿への参進、三々九度、巫女舞、親族盃の儀、退出時には雅楽が演奏されていた。

 後で聞いた話だと生演奏だったらしい。

 

 神殿に入って所定の場所に着座すると、神殿への拝礼の後に斎主がおおぬさで新郎新婦、参列者にお祓い。 

 その後、斎主が祭壇前に立って祝詞を奏上

 

 次に三々九度へ。 

 巫女から盃を受け取り、巫女がお神酒を注ぎ、それを三回傾けて飲み干す。 

 飲み干すと、巫女が空の盃を受け取って新婦へ渡し、新郎と同じ所作をする。

 これを三回繰り返す。

 

 三々九度が終わると、祭壇の前に進み出て玉串奉奠誓詞奏上

 お供えの仕方は待機室で神職から説明があった。

  

 誓詞を読み上げたら祭壇から離れて元の場所へ着座。

  

 その後巫女舞の披露、親族盃の儀斎主からの挨拶をもって挙式が終了。

 

 神殿から退去後は待機室には戻らずそのまま外へ。

 外で全員で撮影し、新婦の綿帽子を外した上で新郎新婦のツーショットを何枚か撮影。

 挙式会場でのプログラムはここで終了し、新郎新婦はホテル、参列者は食事会場へ移動。

支度2

 ホテルに戻り、両者とも一旦着物を脱いでお手洗いへ。

 その後、新郎は袴を着直し、新婦は色打掛へお色直し。

 1時間弱で準備が整い、タクシーで食事会場へ移動。

食事会

 食事会場に到着すると、玄関先と会場内の装飾の前で写真撮影。

 ここでカメラマンはお役御免。

 

 その後、参列者が入った部屋に入り、新郎が挨拶と乾杯の音頭を取って食事がスタート。

 

 飲み物は店の方が適宜回って確認してくれたので、こちらで状況を把握する必要がなく助かった。

 食事量は適量だったと思うが、帯がかなりキツく縛られて後半苦しかったのが名残惜しいところだった。

 

 一通り料理が出終わったところで、新郎父が締めの挨拶をして食事会が終了。

 

 食事会場で参列者に引き出物を渡して見送った後、ホテルに戻って着替えて解散となった。

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終わりに

 コロナ禍中で必要最低限の範囲での式となったが、結果として無理のない範囲で準備を進められ、身の丈に合ったちょうど良い範囲で式を挙げることが出来たと思う。

 無駄な派手さ、豪勢さはいらない。

 シンプルが一番。

 

 もちろんシンプルな式を強制することはしない。

 双方が納得のいく形で式を挙げられればそれでいい。

 

 END

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