前回
にて、東京事変の1stアルバム「教育」から3曲を紹介した。
今回は、メンバーが入れ替わってから初めてのアルバムとなる2ndアルバム「大人」から2曲を紹介する。
スーパースター
2ndアルバム「大人」4曲目。
元プロ野球選手・イチローをイメージして制作されたロックバラードである。
今の自分にとっては雲の上の存在、会うのも躊躇う相手への真っすぐでいたいけな叫びに、いじらしさを感じずにはいられない。
キーボードのソロから始まるアレンジバージョンだが、完成度はピカイチ。
イチロー選手が引退を受けてより思い入れが増し、鑑賞する度に涙腺が緩んでしまう今日この頃である。
「未来は不知顔(しらんかお)さ、自分で創(つく)っていく。」
東京事変「スーパースター」
透明人間
2ndアルバム「大人」10曲目。
東京事変のラストツアー「Live Tour 2012 Domestique Bon Voyage」にて大トリを飾った特別な1曲だ。
歌詞は自分の内情を思うがままに吐露したような内容で、情景描写がほぼない。
それだけに、聴く人によって解釈の仕方が多様にわかれやすい曲と言える。
正直、初見でこれを観るのはかなり勿体ない。
できれば、東京事変をちゃんと気に入ってから観ることを薦める。
上記以外であれば「“DOMESTIC!” Just can’t help it.」でのパフォーマンスも、完成度が高くお気に入り。
特に冒頭、メンバーが楽しみながら演奏し始める姿が印象的である。
何かを悪いと云うのはとても難しい 僕には簡単じゃないことだよ
東京事変「透明人間」
終わりに
以降のアルバムからは、今までの椎名林檎らしさとは一味違う面白い曲が多く登場する。
私のお気に入りの曲が増えるのも、次のアルバムからだ。
すべてを紹介することはしないが、私が特に注目してもらいたい曲、パフォーマンスを中心に次回も曲を紹介しようと思う。
END
※追記
3rdアルバム「娯楽」編を執筆。
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