下記記事の続き。
MC 4
「あともう1曲だけ、ここで演奏させて頂きたく思います」
観客席から拍手。
「よく聞かれるんですよ。
『一番、お気に入りの曲ってありますか?』って。
でもそれを言うと、自分の子どもに優劣をつけるような感じがして気が引けるんですけど、次の曲は、そんな曲です」
観客がどよめく。
その気持ちはすごく理解できた。
確かに、桜井さんがそんな話をするのはかなり珍しい。
「2000年に作った曲です。2000年って、あの、みれみ、みに、みれま」
噛みまくってて笑ってしまった。
「ミレニアムイヤーで、いろんなことが言われていたんです。
例えば世界中のシステムがダウンするとか、電気が通らなくなるとか。
私も石油ストーブを買いましたよ。
そんな年、朝起きて、陽の光が雲から地上に降り注いでいるのが見えたときに、パーっとメロディが思い浮かんだんです。
それは何だか、自分じゃない何か、例えば神様か、火星人か、とにかく人知を超えた何かが、僕に天啓を与えてくれているような、そんな感覚でした」
このMCを聴きながら、私は次の曲の候補を絞り込んでいた。
2000年と聞いて真っ先に思い浮かんだのは「口笛」「NOT FOUND」「Hallelujah」。
「口笛」は2015年のTOUR REFLETIONでやったから可能性は低い。
「NOT FOUND」はイメージ的に先端ステージで演奏する曲ではない気がする。
となると「Hallelujah」?この曲も先端ステージのイメージじゃないけど。
とか色々考えを巡らせているとイントロが流れ始めた。
10.ロードムービー
予想と全然違った。
思わず「ロードムービーかよっ」と心の中でツッこんだよ。
先端ステージから花道を駆け上がり、真ん中のスクリーンに吸い込まれる映像演出があり、それがとても綺麗だった。
おそらく、オートバイに乗ってトンネルの中を駆け抜けるイメージ演出だと思う。
結構長く書いてしまったが、ここで先端ステージでのパフォーマンスが終了。
次の記事からメインステージに戻ってからのパフォーマンスのレポートに入る。
続きはこちら。
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