下記記事の続き。
MC 3
サポートメンバーのSunnyさんと世武さんの紹介をした後、次の曲の話へ。
「次の曲は2005年に発売された『I ♥ U』というアルバムに収録されている曲です。
この2005年に、私はMr.Childrenとは別に『Bank Band』というバンドを結成しました。
このバンドには各界の猛者が集められていて、今までとは比較にならないほど最高の環境で曲作りをしていました。
でも、そんな環境にいる中で、何か違うような、違和感を覚えることがありました。
あ、決して貶しているわけじゃないよ?」
桜井さんのフォローに観客席から笑い声がこぼれる。
「例えるなら、ホテルに泊まるときに、シングルルームでも十分なんだけど、いきなりスイートルームをあてがわれたような、そんな感じです。
で、そこからMr.Childrenに戻ってきたときに、Mr.ChildrenにはあってBank Bandにはないものがあった。
それは何か『ぐちゃっ』としたもので、メロディにしようとしても、歌詞にしようとしても形にできないものだった。
そんな『ぐちゃっ』としたものをどうにか表現したいと思いながら作ったのが『I ♥ U』というアルバムで、ジャケットのトマトが潰れた絵もその『ぐちゃっ』としたものを表現しているんです」
あのトマトの絵ってハート以外にもそんな意味があったのか。
「そんなアルバムから、言葉にならない、もどかしい思いをつづったラブソングをお届けします」
「I ♥ U」のラブソングと聞いて「Sign」「僕らの音」「隔たり」がすぐに頭に思い浮かんだ。
しかし、どれもMCに合わないなぁと思っていたら、イントロを聴いて納得。
8.CANDY
そうだよ。CANDYがあるじゃん。
好きな曲の1つなのに完全に失念してた。
(それ以前に、リードナンバーの「and I love you」を忘れていた私って…)
この曲、一般には「失恋ソング」と解釈されているけど、私は「会いたいのに会えない」んだから「片想いに苦悩する男の曲」だと解釈している。
ちなみに、失恋ソングの定番は「Over」だけど、私は「Surrender」の方が好き。
演奏後、Sunnyさんのピアノソロ。
哀愁漂うメロディを奏でた後、次の曲のイントロへ。
こちらの曲も予想外だった。
9.旅立ちの唄
1番はSunnyさんのピアノと桜井さんの歌唱のみ。
2番以降から全員で演奏。
この曲、タイアップがアレだったもんだから、自分の中ではあまり良い印象は持ってなかった。
でも、改めてちゃんと聴いてみるとすごく綺麗なメロディで、ついつい聴き入ってしまった。
最後の「でも 返事はいらないから」の部分は歌わず、そのまま終了し、MCへ。
続きはこちら。
コメント