【Mr.Children】お気に入り曲集~90年代編②~

Mr.Children

 前回

からの続き。

 今回は、Mr.Childrenの代名詞と言っても過言ではない大ヒット曲3曲を紹介する。
 もしかしたらMr.Childrenを全く知らない人でも、一度は耳にしたことがあるかもしれない。

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innocent world

 1994年発売の5thシングル。
 オリコンでの週間チャートで初めて1位を記録し、Mr.Childrenを名実ともに邦楽界のスターたらしめた名曲の1つだ。
 最終的には、彼らのシングルでは3番目に高い193万枚を売り上げた。
 
 紹介したいパフォーマンスは2つ。

 1つは「”HOME” TOUR 2007 -in the field-」でのパフォーマンスだ。
 このライブでは過去の名曲がこれでもか披露されたのだが、本編ではこの曲は披露されなかった。
 そのままアンコールの1曲目が終わり「今回は披露しないのか」と思わせたところで、田原さんのイントロが流れ出す。
 観客のボルテージは無論MAX、圧巻とはこのこと。 

 2つ目は「Stadium Tour 2015 未完」でのパフォーマンスだ。
 このツアーからキーを下げてのパフォーマンスが主体になっていく。
 最初は違和感があったが、何回か聴いている内になくなってしまった。
 ハイライトは大サビの観客の大合唱。
 大雨にも関わらず、その雨音を掻き消す大音量の合唱は画面越しでも鳥肌ものだ。

Tomorrow never knows

 1994年発売の6thシングル。
 Mr.Childrenのシングルの売り上げ枚数で歴代最高の276万枚を叩き出した。
 おそらく、Mr.Childrenの中で最も有名な曲だろう。

 正直、最初に聴いた中学生の頃は好きな方ではなかったが、最近になって身に染みてきている。
 特に「Against All GRAVITY」で初めて生歌を聴いたときは感動しっぱなしだった。
 大人になると曲の印象が変わる現象をまざまざと体感した、初めての曲である。

 個人的ベストテイクは「STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-」でのパフォーマンスだ。

 このパフォーマンスを選んだのには、かなり個人的な事情が絡んでいる。
 この曲を初めて知ったとき、当時最も直近でこの曲が披露されたのは「”HOME” TOUR 2007 -in the field-」だった。
 だが、このときはアレンジバージョンの演奏で、個人的にあまり好みではなかった。
 
 いつか「今の」桜井さんが原曲バージョンで歌うところを見たい。

 そう思い続けて4年、ついに「SENSE -in the field-」でこの曲が原曲通りに歌われた。
 セットリストも相まって、画面越しではあるが、初めて鑑賞したときは感動しっぱなしだった。
 今でも、原曲はほとんど聴かず、この曲を聴く際はこのパフォーマンスの音源ばかりを聴いている。

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シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~

 1995年発売の9thシングル。
 ノンタイアップながら181万枚を売り上げた、Mr.Childrenきってのキラーポップチューン。

 しかし以前は桜井さん本人が「やりにくい曲」と公言しており、演奏頻度はかなり少なかった。
 今でも、滅多にお目にかかれないレア曲と認識されており、人気度の高さも相まって披露された際の観客のボルテージは数段階アップする。

 個人的ベストテイクは「ap bank fes ’12 Fund for Japan」でのパフォーマンス。
 Mr.Childrenの単独ライブではないが、場所も時間帯も含め、このライブでのパフォーマンスが文句なしのベストテイクだと思っている。

 演奏場所は淡路島
 1995年の阪神・淡路大震災の折、Mr.Childrenはこの曲のCD売上金と印税を全て震災の義援金に充てた。
 それから17年の時を経て、その支援先での演奏が実現したわけだ。

 そしてハイライトは演奏の後半。
 Cメロの途中で、桜井さんが空を指さす。
 そこには夕陽に照らされ明るく輝く
 このできすぎた演出には感服するしかなかった。
 この人たち、持ってるものが違うと。

 

 下記に続く。

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