京都アニメーション放火事件

 Yahoo!ニュースを見て、愕然とした。

 そのときはまだ十何人だったが、時間が過ぎる中で一人また一人と増える犠牲者の数。

 公表を追うたびに、落ち込んでしまう。

 

 「けいおん!」や「小林さんちのメイドラゴン」など、私にも馴染み深い作品がある京アニ。

 これらの作品を手掛けたであろう人たちが、一人、また一人と犠牲になっているのかと思うと、ただただ、やるせない。

 悲痛というのは、楽しいことを考えることさえも拒絶する状態なんだと、この齢になって認識した。

 

 ただ、せめてもの救いは、犯人がまだ生きていて、徹底的にこの大罪を糾弾できること。

 中には「犯人こそ死ぬべきだ」「犯人が生き延びるなんて許せない」と言う人もいるだろうが、私としては、この犯人は少なくとも今は死んではならないと思う。

 今は生きて、四方八方から容赦ない追及、糾弾、非難を浴びて、自分がしでかしたことの重大さを身をもって痛感するべきだ。

 十中八九、最後は極刑に処されるだろうが、死ぬのはこれらの生き地獄を味わわせてからだ。

 そうでないと、少なくとも私は気が済まない。

 犯人は、それだけの罪を犯したのだ。

 未来がある若いクリエイターたちの命を無差別に奪い、多くの人を幸せにするコンテンツを生み出す場を破壊した罪は、「ただの死刑」では釣り合わない。

 犯人は今、意識不明の重体だというが、このまま決して死なせてはならない。

 動機を解明し、同じ悲劇を繰り返さないためにも、犯人が回復することを願う。

 

 最後に、今回の事件で亡くなられた方々に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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