使わなくなった書籍を処分した際に宅配買取業者を利用してみたので、買取までの様子を記録しておく。
経緯
ふと、本棚を占領していた書籍類の断捨離を決行した。
処分したのは下記の5種類。
・通信講座教材
申し込んだもののほとんど手を付けられずに講座期限が過ぎてしまったもの。
・図鑑
子ども時代に眺めていたもの。結構年季が入っている。
・高校教科書/参考書
塾講師のアルバイトをしていた大学時代までは使っていたが、今では完全に本棚の肥やしに。
・塾/予備校テキスト
中学時代と高校時代に通っていた塾と予備校のテキスト。
しかし、ただ捨てるだけではもったいないと考えてしまうのが貧乏性の思考回路。
どうせならどこかで買い取ってくれないかと色々調べたところ、下記2つがヒット。
・学参プラザ
小・中・高までの教材を専門に扱う宅配買取業者。
参考書や塾/予備校教材、さらに学参プラザが指定する学校の場合は教科書の買取にも対応している。
・専門書アカデミー
大学教科書、各領域専門書、図鑑、資格講座教材等を専門に扱う宅配買取業者。
運営元は上述の「学参プラザ」と同じ。
他にも候補となる買取業者はいたが、利便性やレビュー等を総合的に鑑みて最終的に上述の2つに依頼することにした。
依頼の内訳は下記の通りである。
・学参プラザ
⇒ 高校教科書/参考書・塾/予備校テキスト
・専門書アカデミー
⇒ 通信講座教材・図鑑
事前準備
事前準備としてやることは2つ。
1つ目は、ダンボールへの書籍の梱包である。
梱包については業者側から梱包時の注意点を提示しているので、従っておいて損はない。
またダンボールが自前で用意できない場合は、業者からダンボールを無料で受け取ることができる。
ダンボールの送付依頼方法は後述する。
2つ目は、本人確認書類の準備である。
法律により、古物の売買には身分証明書のコピーの提出が必要となる。
種類はマイナンバーカード、運転免許証など、ありきたりなものがあれば良い。
提出方法は下記の2種類があるため、やりやすい方法を選べばよい。
① 紙のコピーの同梱
書籍を梱包したダンボールに、書類の紙のコピーを一部同梱する。
② 画像データをメールまたはLINEで送付
スマホ等で書類を撮影した画像データを、メールまたはLINEで送付する。
申込フォームへの入力
① 申込フォームにアクセスする。
② 連絡方法を選択する。
メールかLINEか選択できる。
【メール】を選択した場合は、【メールアドレス】欄に連絡用のメールアドレスを入力する。
【LINE】を選択した場合は、学参プラザの送信専用LINEアカウントを友だち追加し、そこから配信される申込用ユーザーIDを入力する。
③ ダンボール発送の要否を選択する。
ダンボールが手元にない場合はここで発送依頼をかける。
最大10箱まで無料で依頼可能。
依頼前に予め処分する書籍数と、それに必要なダンボール数を見積もっておくと良い。
④ 自動集荷依頼の要否を選択する。
【自動集荷】とは、宅配業者が顧客の自宅まで荷物を集荷しに訪れるサービスである。
荷物を営業所に持って行ったり伝票を書いたりがめんどくさい、という方はおススメ。
(自分もこのサービスを使った。)
自動集荷を希望する場合は、集荷希望日時、発送する予定のダンボール箱数を選択する。
⑤ 査定方法を選択する。
書籍の査定方法は2種類あり、顧客側で希望する方法を選択できる。
【査定自動承認】は、学参プラザでの査定結果が自動で承認され、査定額の支払いまで自動で完結する方法である。
【個別査定】は、一旦査定結果を顧客に提示し、顧客側の承認を経て査定額が支払われる。
査定額はいくらでも良いから手間なくスピーディに買取を完結させたい人は【査定自動承認】を、書籍ごとの査定額を知りたい人/査定額によっては返送も考えている人は【個別査定】を選択すると良い。
⑥ 支払方法を選択する。
希望する支払方法を選択する。
⑦ 顧客情報の入力
自分の氏名、住所、電話番号を入力する。
⑧ (⑦で現住所とは異なる住所を集荷先に希望した場合)集荷先の情報を入力する。
実際の集荷先となる住所、各種情報を入力する。
⑨ (学参プラザのみ)自分の出身高校名、卒業年度を入力する。
高校の教科書・ノート・プリントの買取を希望する場合は入力する。
⑩ その他要望があれば記入し、特になければそのまま【申込】をクリックする。
申込は以上で完了である。
申込が完了すると、連絡方法を【メール】に設定した場合は下図のようなメールが届く。
本人確認書類の画像データをメールで送付する場合は、このメールに返信する形で送付する。
画像送付後、早ければその日の内に学参プラザから「画像を査収しました」という内容のメールが返信されてくる。
【自動集荷】を選択した場合は、後は集荷当日までに荷物を準備して待つだけである。
集荷~査定額振込まで
そして集荷当日。
予定通りの日時に、書籍が詰まったダンボールたちが無事に宅配業者に引き取られていった。
伝票に関しては【記入済み】と【未記入】の2パターンがあり、今回の引き取りでは【記入済み】だったのでこちらが特にすることはなかった。
(【未記入】の場合はこちらで伝票に配送先を記入する必要がある。)
書籍を発送した翌日、学参プラザと専門書アカデミーから「書籍到着しました」とメールが届いた。
メールには査定終了予定日も記載されている。
後は査定完了の連絡が来るのを待つだけ。
そして迎えた査定終了予定日。
予定通り、学参プラザと専門書アカデミーの両方から査定結果が届いた。
まずは学参プラザ。
買取対象になったのは82点で、最終的な買取総額は4910円となった。
HPに紹介されている買取実績と比較するとかなり割安だが、今の指導要領からは外れている10年以上前の教科書や参考書でこの価格ならまぁ致し方なしだろう。
続いて専門書アカデミー。
10点中3点が買取対象となり、最終買取価格は109円となった。
これに関しては正直不服。
確かに図鑑はかなり古いし対象外になってもしょうがないと思っていたが、通信講座教材は全く手を付けていない状態でほぼそのまま査定に出したからもう少し値がついてもいい気がする。
まぁもろもろ差し引きしてマイナスになるよりはマシと考えよう。
翌日の午後、指定した銀行に代金が無事振り込まれていた。
終わりに
おかげで高校時代に使っていた書籍のほとんどを処分することができた。
ただ、まだ中学時代の教科書や参考書が家に残っているので、できればこれらも処分してしまいたい。
さすがに無理かと思うが、どこか買い取ってくれるところないかな…
END
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