【思考録】5:人生の目標

思考録

きっかけ

 会社で休憩中に、いきなり先輩(と言っても20歳以上年上)からこんな話をされた。

人生の目標を決めたほうが良い。
これから10年後、20年後、30年後にどんな自分になりたいか。
目標をもって生活すれば、メリハリのある人生を送れるぞ。

 正直、耳にタコができそうなほど見聞きした話だ。

 確かに、世の中の「成功者」と言われる人間は大概同じことを言っている。
 この先輩も会社ではかなりのやり手で、将来の有望株と目されている。

 だが、私自身、この話を聞く度にうんざりしていた。

目標なき人生で何が悪い?

 上記の表題が私の本音だ。

 

 自慢になってしまうが、私はある程度豊かに生活していると思う。

 学生時代、勉強もそこそこ頑張ってきた。

 就活をして、一部上場の大企業に就職した。

 そこそこ精神的にやられた時期もあったが、今は当時より心穏やかに暮らしている。

 

 もうこれで十分じゃない?

 これ以上さらに目標立てて頑張れと言うのか?

 

 自分は出世したいとか、名声を得たいとか、確かに小学生ぐらいまでは思ってたけど、今は考えもしない。

 自分ができる仕事をして、自分がしたいことになるべく時間を割いて、極力ストレスフリーで、心穏やかに暮らせればそれでいい。

 

成長意欲がない人間に未来はないぞ!

 そうだな。

 それが何か?

 だから成長意欲の欠如が原因で自分が野垂れ死にしたとしても、自分は文句は言わねえよ。

結局は…

 今書きながら気づいたけど、結局この話に尽きるんだよな。

 

 どうとも思わない人間から何を言われたところで何も響かない。
 例えそれが正論だとしてもだ。

 

 一度、説教垂れる人間に問いたい。

あんたがしてきたことは、なんとも思わない人間から受けた説教がきっかけで始めたことなのか?

 

 大半の人間が「NO」と答えるだろう。

 おそらく、自分が尊敬する人の影響を受けたか、自分から自発的にやってみたいと思ったかのどちらかだろう。

 もし、自分が尊敬する人から「人生の目標を立てろ!」と同じように言われていたら、少し真面目に検討したかもしれない。

 

 またまた思ったが、これって自分が「尊敬している人」か否かのリトマス試験紙にならないか?

終わりに

 ん~でもやっぱり、もうこれで十分じゃねって思ってしまう。

 つうかもう、「競争すること」自体に辟易している。

 競争から逃れて、一遍すべてのしがらみから解放されてみたい。

 

 END


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