概要
小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されている、いわゆる主人公チートラノベの代表格。
2017年に放送されたアニメが物議を醸したことで話題にもなったが、その辺に対する私見は後述にて。
主要登場人物
望月 冬夜(もちづき とうや) CV:福原かつみ
本作の主人公。
神様が誤って落とした雷に打たれて一度その命を落とすが、神様によって蘇生される。
そして、お詫びとして底上げされた身体能力、チートレベルの魔力量、改造されたスマホを受け取った上で異世界へ転生する。
その後、異世界で発生する様々な問題をイージーモードで解決しながら、自らを慕う9人の娘を婚約者とし、お気楽に世界を飛び回っていく。
私見
先に述べておくが、私は本作品を気に入っている。
(でなければわざわざ1つの記事で紹介したりなどしない。)
本作品は基本、イージーモードで失敗や挫折がない物語が軸なわけだが、この「ノンストレスっぷり」が私は好きなのだ。
頭を回転させる推理小説や評論とは違い(もちろんこれもアリだが)、逆に頭を使わず気を張らず、リラックスモードでも読みこなせるのは十分魅力的だと思う。
「生徒会役員共」や「あっちこっち」も、ノンストレスさが好きという意味で本作品と共通している。
さて、上記は作品そのものの私見だが、これ以降は本作品に対する評価に対する私見だ。
アニメが放送されて以降「内容が薄い」だの「ただの妄想日記」だの「こんなの小説じゃない!」だの色々言われているが、私から言わせれば「じゃあ読まなきゃいいじゃん」で済む話だと思う。
中には「小説(ラノベ)の価値を落とす作品」というレビューもあるが、一言で小説と言っても色々な種類があるし、ピンからキリまであるわけだし、そのピンからキリの決め方も人それぞれで違うわけだし、「小説の価値」を一般化することそのものがナンセンスに思える。
誰にも好き嫌いはあるし、この作品が大半の人間には受け入れられないものだとしても(まあ実際そうなんだろうけど)、私は気に入ったから本作品を読んでいる。
まあ言いたいことは
「私はこの小説が気に入っているけど、全員に気に入ってもらいたいなどとは毛ほども思っていない。
嫌いなら嫌いでいいし、無理して読まなくてもいいじゃん」
ってことだ。
終わりに
現在、兎塚エイジ先生のイラストと単行本限定収録の幕間劇を求めて書籍を購入しているが、今のところ後悔はしていない。
買う余裕があるうちは、新刊が出たらその都度買っていくつもりだ。
原作の方も、エピローグとは言え、なかなか面白い展開になっているため今後が楽しみだ。
END
コメント