私が内外のブログのリンクを貼る際に重宝しているのが、Cocoonに標準装備されているブログカードという機能である。
このブログカードの設定を巡って、結構ムダな労力を費やしてしまったので備忘録として記録しておく。
ブログカードの開き方の設定を変えようとした。
このブログカードをクリックすると、設定したURLのページに飛ぶようになっているわけだが、その開き方として
・現在のタブで開く
・新しいタブで開く
の2種類があり、選択できるようになっている。
その設定は「Cocoon設定」の「ブログカード」で可能である。
「リンクの開き方」の「新しいタブで開く」にチェックを入れれば新しいタブでリンクが開き、逆にチェックを外せば現在のタブでリンクが開く。
またこの設定は、内部ブログカード(同じサイト内でのリンク)と外部ブログカード(外部ブログへのリンク)で設定を分けることができる。
デフォルトでは、内部・外部ともに「新しいタブで開く」にチェックはついていないが、私は最近まで両方にチェックを入れていた。
しかし最近になって、
外部リンクはともかく、内部リンクまで新しいタブで開くのは煩わしいんじゃないか?
と思い至り、内部ブログカードだけ「新しいタブで開く」のチェックを外し、同じタブで開くようにしようとした。
チェックを外して設定の変更を保存し、サイトを更新して、さあこれでリンクの開き方が変わっているはずだと思い、動作確認をした。
・・・・・・・・あれ?
現在のタブで開かない?
確かにチェックは外した。
もう一度Cocoon設定に入ってブログカードの設定を見ても、ちゃんとチェックは外れている。
本来であれば、現在のタブにそのままリンク先のサイトが表示されるはずである。
しかし、
・・・・・・なんで新しいタブが開くんだ?
何度サイトを更新しても、設定し直しても、必ず新しいタブでリンクが開かれる。
投稿自体を更新しないとダメなのか?と思い、編集ページに入ってブログカードを新しく作り直して更新したりもしてみたがムダ。
途中でサイトをSSL化して、リンクが「http://…」から「https://…」に変わると以前の記事が外部サイトとして認識されてしまい、内部ブログカードの設定がうまくいかないという事例もあったが、本サイトは最初からSSL化してあるから問題外。
しかし念のため、外部ブログカードの「新しいタブで開く」のチェックも外して調べたが、変化なし。
ここで、
この状態なら、外部ブログカードも同じタブで開くはずだよな・・・
と思って調べてみると、なんとこちらも新しいタブで開いてしまった。
チェックを入れようが入れまいが、ブログカードのリンクは新しいタブで開くようになってしまっている?
んなアホな。
その後、考えうる手段は色々試した。
テーマを更新してみたり、プラグインを停止したり、 ブラウザのキャッシュとCookieを削除してみたり・・・
しかし、結局いずれも徒労に終わってしまった。
こりゃいよいよテーマの管理人さんに訊いてみるしかないか?
と考えながら調べていると、とあるサイトで気になる文言を見つけた。
ブログカードの開き方の設定が「本文」タブにもあって、ブログカードの設定よりも優先度が高かった気がする。
何??
もう一つの設定箇所
ブログカードの設定が別の場所でできて、しかも「ブログカード」タブでの設定より優先度が高い?
半信半疑で書かれていた通り、「Cocoon設定」の「本文」タブに入ってみた。
あった。
早速設定を「同じタブで開く」に変えて設定を保存。
サイトを更新し、ブログカードをクリックする。
できた。
マジか~~~。
思わずため息を漏らした。
結論
ブログカードのリンクの開き方の設定をする際には、「ブログカード」ではなく、まず「本文」タブのブログカードに関する設定を変えなければならない。
これ、普通に考えたらおかしな話だ。
なぜ「ブログカード」タブの設定より、他のタブの設定が優先されるのか?
そもそも、なぜ関係ないタブにブログカードの設定があるのか?
「ブログカード」タブまたは、本文中のブログカードの設定のどっちかを消してほしい。
正直言ってややこしい。
終わりに
文句を垂れて終わるのも後味が悪いので、この辺のジレンマに関しては何かしら理由があるのだということにしておこう。
そもそも、今回それなりに調べたのだが、今回と似たような事例があまり出てこなかった。
これを考えると、多分「本文」タブの設定のデフォルトは「同じタブで開く」であり、自分が何かの拍子にその設定を「新しいタブで開く」に変えてしまったのではないかと思う。
しかし今回の件でそれなりの時間をムダにしてしまったのかと思うと勿体なさすぎる。
もっと有意義な使い方もできたろうに…
年齢を重ねるごとに時間が過ぎるのが早くなるのは本当で、下手したらこのまま30歳、40歳に突入しかねない。
1日がすごく長く感じた保育園時代の時間感覚が、今となってはうらめしい。
END
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