【書評】えむふじん「いくで!小学生エムモトえむみの勝手きままライフ」

書籍

 お気に入りブロガーさんの書籍第2弾。

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作品紹介

 第1弾は下記リンク参照(本の感想になっていない気もするが…)

 前作に引き続き、強烈なキャラをもつ末娘のえむみちゃんの日常が主にまとめられている。

 時期的にはちょうどコロナ禍真っ只中。

 そしてそれとは別に、えむもと家に不穏な足音が忍び寄ってきていた…

感想(と言う名のつぶやき)

【ベートーベンといえば「ジャジャジャジャーン」やんか】
 小さい頃から折り紙苦手で唯一鶴はまともに折れるようになったけど最近全然折ってないから折り方忘れてる…

【みかんで学ぶとても大切なこと】
 最後の返しめちゃ好き(マジレスしたら「人のこと言えない」んだけど)。

【人はなぜ、過ちをおかしにいくのか】
 眠気MAXえむみちゃんかわいい。

【ただのお父さんが人知れず宇宙の平和を守ることもある】
 宇宙戦争…一回ヤマトに乗ってみたい(全然関係ない)。

【娘達の「OOG計画」にまんまと乗せられてしまった時の話】
 裏を掻く姉妹その1。
 これは素直に両手を上げて降参するしかない。
 砂時計、持ってたなぁ…どこ行ったんだろ…

【最大風速の先輩風が直撃した時の話】
 えむみ殿、「永世末っ子」という称号はいかがでしょうか?

【占い師編】
 「うちの3姉妹」とはまた違うおっぺけ感が良い。
 ミスターえむみと3年後のえむお君がツボ。

【北海道牛乳ってどこの牛乳?】
 見事なオチ。よくよく見たら牛乳ひげできてる。

【私は一生成長期】
 …ノーコメント。

【ただの小学生が人知れず宇宙戦争で眠れない夜を侵略された日】
 見事に洗脳されとる…怖い…でも聞いてみたい…

【教科のイメージカラーでブルーが家族を一つにした話】
 自分のイメージ ⇒ 国語:赤 数学(算数):青 英語:黄 理科:緑 社会:黒
 中学時代のプリント整理に使ってたクリアファイルがこの色だった。

【ハッピーセットからハッピーが逃げ出すような気がした話】
 エサ役を作って何をしようとしたのかすごい気になる。

【成長しすぎたかくれんぼ】
 裏を掻く姉妹その2。
 OOG計画のときといい、この裏を掻く姉妹に毎度感心させられるんだけどどうやってこの発想に行きついたんだろうか。

【スペシャルセールで期間限定品を注文した結果】
 「じゅびん」ってなんかありそうだなあと思って調べてみたらあった。
 「ツルムラサキ」というつる性の野菜があり、その俗称が「じゅびん」というらしい。

【起こし屋のイノベーション】
 トヨタでお馴染みの「カイゼン」をここで見れるとは…

【お父さんはウソつきだし滋賀は佐賀で海外行くと1日減る】
 千葉、滋賀、佐賀。
 時差を習うのはいつだ?小学校でもう習うんだっけか?

【急募!娘の才能の活かし方】
 う~ん…鍵開け業者一択…?

【お兄ちゃん、頭だいじょうぶ?】
 自分のときはしっかり手ぬぐい準備させられたな…

【日輪刀がなんか違う感じででき上った】
 日輪刀もすごいんだが、磁石で作ったピアスもすごい。
 磁石で耳に挟むという発想と、数図ブロックから磁石を調達するという発想、どっちも同じ頃の自分が思いつく自信がない。
 昔の自分だったらせいぜいセロハンテープで耳に直貼りするレベルで終わってる…

【わたし達はもうそんな子どもじゃない】
 この決めゼリフを設定するに至った経緯がすんごい気になる…

【来る日も来る日もなき続けるオリジナルソング聞く?】
 この話もオチが綺麗で好き。
 でもセミだとしても「イエイ」ではないな。

【隙をついて仕掛けてくる細いアイツの話】
 体操服あるある。

【妹にちょっかいをだしがちな兄の特徴】
 意外に怖がりなのね。

【えむみTVタックルシリーズ】
 一昔前だったら絶対にできない遊び方だよな…
 牛乳プリン風カスタードクリームめっちゃうまそう…

【誕生日にプレゼントをもらえず泣いた父がいるらしい】
 もうちょっと雑学勉強しようかな…

【ただのお母さんが人知れず宇宙戦争を願うこともある】
 お話も好きだけど、最後のモノクロイラストが一番良い。

【一つのことにとらわれてない病院】
 数年前に国立病院に行ったけど、ほぼ複合施設って感じで病院の独特の雰囲気がなくなってたなぁ…

【そうだ!陶芸教室に行こう!】
 粘土なんてもう20年以上触ってない…

【夢の向こう側を見る方法を知りたくて】
 自分も最初「不思議だな」と思ったけど、そこで終わりだった。
 多分、自分の根はモノの仕組みに興味なんてないんだろうな…

【大人になると街で遭難する理由も分からない】
 ちゃんとそこは弁えてると。

【いくで!エムモト3人兄妹】
 とりあえず、えむお君お疲れ様です。
 そしておばあさんも元気になったようで良かった。

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終わりに

 本作は長男えむお君が中学2,3年、長女えむこちゃんが小学5,6年、末娘えむみちゃんが小学3,4年時のエピソードをまとめたもの。

 コロナ禍と祖母の入院に加え、えむお君とえむこちゃんに至っては受験真っ只中。

 ただでさえ心身に異常をきたしかねない状況で3人が変わらず過ごせているようで、一読者として改めてほっとしている。

 さて本作の主役えむみちゃんも今年小学6年に・・・え?もう6年生?

 ということは来年は中学生?ええ…

 だんだん落ち着いてくるのか、変わらず今のえむみちゃんを貫くのか、それともまた違ったベクトルで進んでいくのか…

 これからもますます目が離せぬ。

 次回作、お待ちしてます。買います。

 

 END

 

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