概要
他の作品にはありふれた「メインヒロイン」が本作品では存在せず、ヒロイン10人の扱いが良い意味で平等であるのが特徴。
各巻表紙の中心に描かれているヒロインが、その巻のラストで行成とキスをするのが恒例になっている。
主要登場人物
陸田 行成(おかだ ゆきなり)
流星群の夜に「彼女が欲しい」と願をかけた結果、流れ星自らを地上に召喚させた男子高校生。
星野姉妹と志染の出現に当初は困惑するが、星野姉妹が自分に向ける思いが本物であることに気づいてからは、彼女たちと真剣に向き合うようになる。
幼い頃に母を亡くしており、星野姉妹と志染が同居するまでは父親と2人暮らしだった。
星野9姉妹(ほしの9しまい)
行成の願いを叶えるために地上に舞い降りた9人の少女。
姉妹という肩書きは自らの素性を隠すための表向きのものであり、実際は容姿、性格ともにバラバラ(9人全員に属性が振り分けられるほど)。
唯一の共通点は、行成への愛情である。
風見(かざみ):クセのあるロングヘアが特徴の才色兼備ネコミミ娘。属性は「王道」。
郷(きょう):性欲に忠実なスキンシップ娘。属性は「不思議 / エロテクニシャン」。
叶得(かなえ):ヘアバンドがトレードマークの男性恐怖症ツンデレ娘。属性は「ツンツン」。
里梨(さとり):男勝りな性格のスポーツ万能巨乳娘。属性は「姉御肌(もしくはお父さん)」。
牧乃(まきの):陸田家の家事全般を担う料理好きの巨乳娘。属性は「母性」。
潮(うしお):元気全開、笑顔満開のゲーマー娘。属性は「ちびっ娘」。
繭(まゆ):知識量は姉妹一の本が大好きメガネ娘。属性は「本の虫」。
雪華(せつか):色気より食気・眠気な巨乳娘。属性は「本能 / 3大欲求」。
鈴(りん):大人っぽさに憧れる純情素直な幼娘。属性は「妹」。
天見 志染(あまみ しせん)
行成と同居することになった星野9姉妹の監督者。
立場上は現陸田家の中で最も年上だが背は低く、実際より年下にみられることもある。
また下ネタへの耐性も低く、行成に下着を見られた際には赤面して制裁を加えるのが恒例。
属性は「保護者」。
私見
先日、最終巻の発売日を知ったことを受け、久々に読み返したところつい時間を忘れてしまった。
ハーレムマンガといえば「To LOVEる」などが定番なんだろうけど、個人的に周囲を巻き込むドタバタコメディって少なからずストレスを感じてしまってあまり好きじゃない。
そういった意味では、本作で生じるトラブルはほとんど内輪で完結しているため、ある種の安心感をもって読み進めることができる(登場キャラはどの子も基本「いい子」だし)。
ただ、最終巻は今までとは違うストーリー展開になるようで、楽しみ半面不安半面。
おそらく志染さんの素性など、今までブラックボックスだった部分が明らかになっていくのだろうが…
本音を言えば、志染さんを含め10人全員娶ってしまえと思っている。
終わりに
最終巻は2019年11月22日発売予定。
個人的には今後の楽しみが一つ増えたので嬉しい。
本音を言えばもう少し陸田家の生活を見守りたかったが、巻数的にも切りが良いし、完結にはベストタイミングだったのかもしれない。
願わくば、不定期でもいいので「長いエピローグ」的な感じでその後の陸田家の様子を描いていってほしい。
(同じことを「あっちこっち」の記事でも書いた気がする。)
END
※追記
「スターマイン」最終巻の10巻を買った。
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