きっかけ
とある業者とメールでやり取りしたときのこと。
業者から送られてきたメールに、「winmail.dat」というファイルが添付されていた。
しかし、業者からのメールに「ファイルを添付します」との文言はどこにも書かれていない。
ウィルスか・・・?
と一瞬勘ぐったが、相手は有名企業、そしてこちらは客。
向こうがウィルスをこちらに送りつけるメリットは何もない。
調べてみたところ、どうやらマイクロソフトのメーラーであるOutlookでメールを送ると発生するモノらしい。
簡単に言えば「バグ」だ。
このバグが発生する要因は複数あるが、厄介なのはWordファイルやExcelファイルなどを添付するとwinmail.datに化ける可能性があるということ。
一度化けてしまうと拡張子をいじっても全く読めないので、添付ファイルが読めないという事態に陥ってしまう。
対処法はないかと調べたところ、ちゃんと読み取り用のフリーソフトが存在したので、ここに紹介しておく。
方法
① 下記URLよりフリーソフト「Winmail.Opner」をダウンロードする。
https://www.eolsoft.com/download/
② ダウンロードしたファイル「winmail_opener.exe」をダブルクリックする。
③ 下記要領でインストールする。
④ ウィンドウが開いたら、ウィンドウ上にwinmail.datをドラッグアンドドロップする。
以上の方法で、winmail.datの中身を解読することができる。
終わりに
今回の件に関わらず、マイクロソフトのソフトウェアにはユーザーが不便を被るバグが多数放置されているらしい。
(私自身あまりその不便さを体感したことがないから何とも言えないけど。もしかしたら「そういう仕様か」と思っていることがバグなのかも。)
明らかな欠陥があっても、シェアを取ってしまえばこっちのもの、ということなのだろうか。
わかる気がしてしまうのが複雑である。
END
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