【ネタバレあり】Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY” 4/20(土) 福岡公演ライブレポート⑧

Mr.Children

 下記記事の続き。

本記事はライブ会場の様子やセットリストを含むネタバレ記事となっております。
またMCの内容やステージ演出については記憶を頼りに書いている部分が大半を占めているため、内容に誤りがある可能性があります。

 座席に座ってアンコールを待っていると、そこまでたたない内に再びギターの音が鳴り始めた。

 拍手とともに観客が席を立ちあがる。

 ギターが奏でる音は本編のOPENINGと同じだった。
 しかし、途中から音が変わり、急に鳴りやむ。

 そして唐突にドラムの音が響き渡り、ステージを赤い照明が照らし出した。

 

 19.SINGLES

 「Tour 18-19 重力と呼吸」の本編トップバッターが、今回はアンコールの1曲目に登場。

 個人的にお気に入りの1曲だが、本編で演奏されなかったため「もしかしたら今回はセットリストから外れているかもしれない」と思っていた。

 そんな矢先の披露だったためすごく嬉しかった。

 曲が終わると、すぐにJENのドラムが鳴り出す。
 そして再びステージが赤く染まると同時に聴き慣れたイントロが。

 

 20.Worlds end

 「Tour 18-19 重力と呼吸」では本編終盤に披露されていたが、今回はアンコールにお引越し。

  こちらも「Tour 18-19 重力と呼吸」 で披露済みだったため、その流れでやってくれるかなと楽しみしていた。

 ライブが終わった帰り道で「アンコールのワルゼンは要らなかったよなぁ?」という声が聞こえたが、個人的には好きな曲なので聴けて嬉しかった。

 最後の掛け声は今日一番の音量だったと思う。
 桜井さんも渾身のシャウトを見せ、心が震えた。

 演奏後、ステージが照らされ、最後のMCに入った。

 

 MC 5

「最後の曲を演奏する前に、少し話をさせてください」

 とうとう最後の曲か。 寂しさを禁じ得ない。

「毎朝の日課として、ネットニュースを見るんです。
 するとどうしても『ああ、この人亡くなったんだ』とか『ああ、この人こんな病気と闘ってるんだ』とか、そういう記事に目が行ってしまうんです。
 そしてその度に、僕はいつまでこうして歌っていられるんだろうと思ってしまいます。
 でも、ひとつだけ言えることは、もし仮に、今日からもう一切声が出せなくなっても、決して後悔はないということです。
 だって、結成して30年が経とうとしているバンドの音楽を、こんなにもたくさんの人が聴きに来てくださっているわけですから」

 ここで拍手が起こる。

「でも今、こうして後悔はしないと口では言いましたけど、人間というのは欲深いもので、まだあと1曲でもいいから、皆さんと歌える曲を作りたいと思ってしまいます。
 いや、1曲は謙虚すぎかな?
 あと10曲は作りたいと思います」

 「謙虚すぎかな?」のところで笑い声が起こる。

「で、曲を作るといっても、生まれたてのメロディには歌詞がなくて、バンドのみんなと一緒に歌詞を埋めて、それでようやく伝えたいことがわかってきて、そんなクロスワードパズルを解くようなことをやっているように感じます。
 皆さんも日々の暮らしの中で、 解いていかなきゃならないクロスワードパズルがあると思います。
 で、次に会う時には、皆さんとそして僕らも、そのクロスワードパズルの答えを自分で見つけてから、お会いしたいと思っています。
 このツアーが終わったら、僕らはロンドンでレコーディングをすることが決まっています
(ここで歓声があがる)
 すごく楽しみで仕方がありません。
 僕らがそこから帰ってきたら、お互いにクロスワードパズルの答えを持って、また再会できたらと思います」

 MCの後、最後の曲のイントロが流れる。

 

 21.皮膚呼吸

 みんなそうだったけど、とにかく聴き入った。

 桜井さんの声、各メンバーが奏でる音、それら一音一音を聴き逃すまいと集中した。

 MCの間、今まで持ちこたえていた腰が悲鳴を上げ始めて少し辛かったが、演奏が始まると痛みを完全に忘れていた。

 

 演奏が終了すると、メンバー全員が一列に並んで手をつなぎ、一斉にお辞儀。

 直後、ENDROLLの「Your Song」が流れ出した。

 

 終わりに

 これでレポートは終了である。

 なんだかんだで8回にも及んでしまった…

 時間も結構遅いし…

 Twitterにも書いたが、最近筆の進みがめちゃくちゃ遅くなったように感じる。
 使う表現も単調でバリエーションがないし。

 本を読む頻度が減ったのが原因だろうか?
 本格的に読書の習慣を身につけるか?

 何はともあれ、本ライブの記録は残すことができたので良しとしよう。

 次にライブに行くのはいつになるかわからないが、そのときにはまたレポートを書きたい。

 

 END

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