前回
にて、英単語検定(以下、単検)を受検することを決意表明した。
とは言っても、単検のホームページには漢検のように過去問が丸々1回分掲載されていないため、その場で自分のレベルを診断することができない。
そこでまずは、教材の種類、出題形式等の情報を集めることにした。
教材
最初に教材調査。
まずはネットで調べたが、ぶっちゃけ、英単語検定に特化した対策本はこのシリーズしかなかった。
この問題集は英単語検定の公式テキストらしいのだが、名前が「公式問題集」であって「過去問題集」ではないのが引っかかった。
過去問題集もあるにはあったのだが、数年前に刊行されて以来増刷されていないようで、amazonのページには新品が数万円単位で売られていた。
個人的には「過去問題集」と勉強用の「参考書」の2冊が欲しかったが、過去問題集は最悪諦めるとして、公式問題集の方が参考書として適切か否かは見ておく必要がある。
やっぱ現物をみないとだめだな。
というわけで、実際に書店で公式問題集の内容を確認することにした。
書店へ
まずは地元の書店で探索。
マイナーな検定であるため期待はしていなかったが、案の定取り扱っていなかった。
ネットで大手書店の在庫検索を利用して調べたところ、最寄りの紀伊国屋書店で扱っているとのこと。
(さすが紀伊国屋…)
紀伊国屋に到着し、実際に探し始めたがなかなか見つからない。
在庫検索コーナーで在庫があることを再度確認し、検索結果に表示されている棚のもとへ。
そこでよくよく目を凝らして見てみると、周囲の厚い本に埋もれるようにして公式問題集が並んでいた。
というか薄っ。
そう、とにかく薄い。
厚さは5mmほどで、本と言うより冊子に近い。
中身をパラパラと見てみると、本番形式の内容で4回分収録されていることが分かった。
問題形式は、公式ホームページに掲載されていたものしかない。
どうやらあのページに全ての問題形式を掲載しているつもりのようだ。
(それならそうとはっきり明記してほしい。出題形式は○○、□□、…の4つであるみたいな感じで。)
そして、何の気もなしに序文を読んでいたところ、ある一文に目が留まった。
『問題』は過去に開催された試験に用いられた内容をそのまま掲載しており…
「英単語検定 単検 公式問題集」
なんだよ過去問じゃねえか。
そう、結局は過去問題集だったのだ。
おそらく出題順とかは変えているのだろうが、それでも過去問は過去問。
他に目ぼしい参考書もなかったため、この1冊だけを買って対策を考えることにした。
受検級決定
公式問題集を買うことは決定したため、後は実際に購入する級を決めるだけだ。
実際に各級の問題をパラパラと見て、自分の実力+αぐらいの級を探した結果、最終的に2級を受検することに決めた。
この日は公式問題集だけ購入して帰宅。
他の参考書の購入は、過去問を分析した上で決める。
終わりに
どうにか、過去問の入手と受検級の決定まではこぎつけた。
だが、過去問をざっと見た感じ、どうも出題単語に偏りはあまり見受けられない。
同レベルの単語を満遍なく出題しているようであり、正直過去問だけをやるのはリスキーに思える。
一度、出題頻度やレベルを考慮して過去問を分析し、そこから勉強の方針を決めていきたい。
END
※追記
単語帳選定&分析編を執筆。
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