【思考録】1-2:死にたくなる理由①

思考録

 下記の続き的なもの。

 「隠居したい」ならまだマシ。ときには「死にたい」と思うところまで、心が落ちることもある。
 なぜこうなるのか、今の状況把握から出発して、「死にたい」と思うまでのプロセスを辿ってみたい。

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情緒不安定な今

 私は20代の社会人(2019年3月現在)。理系の大学院を修了し、東証一部上場のメーカーに就職。残業、休日出勤はほぼなく、有休もある程度消化できている。上司、先輩、同僚に問題児はいない。

 ここまで読めば「ピクトは恵まれている」と大多数の人が思うに違いない。しかし、社会人となった私の情緒は、はっきり言って不安定だ。

 「仕事を辞めたい」と思うのは当たり前。「死にたい」と思うことも多くなった。誰にも迷惑が掛からず、かつ楽に死ぬにはどうすればいいだろう?風呂場で大量の睡眠薬を体に詰め込む?確実にやるなら、睡眠薬を飲んだ後で青酸カリ入りのカプセルを飲むか?室内よりは外、森の中か海岸で死んで、行方不明扱いにされる方が良いか?

 どうせ考えるだけで実行に移す勇気(この場合、勇気って言うのか?)もないくせに、あれこれ考えては心を沈ませるのだ。

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私はめんどくさがり屋

 なぜ「死にたい」のか。それは、極論を言えば、すべての面倒なことから解放されたいからだ。

 私はめんどくさがり屋だ。
 自分がやりたくないことと相対するとき、私はなるべくそれを避けようとする。避けられなければ、必要最低限の労力で対処しようとする。その「自分がやりたくないこと」に「今の仕事」も含まれる。「自分がやりたくないこと」だけれども、今私はそれをやっている。なぜなら、それを避けられないからだ。
 なぜ避けられないのか?理由は2つある。1つ目は、人に迷惑をかけない唯一の収入源だから。2つ目は、今の会社に恩を感じている人がいるからだ。この2つの理由が、今の私を今の仕事に縛り付けている。もし、この2つから解放されるのなら、私は喜んでこの面倒ごとを辞める。

「いやいや、なぜ解放されないんだ?自分の生き方を変えれば、お金をかけずに生活する方法はあるはずだ。それに、嫌われる勇気を持てば、恩を仇で返すことに躊躇いはないだろう?」

 1つずつ、書いていこう。

 

 続きはこちら。

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