漢検を受けることに決めた。
まずは現実的な2級を受け、その感触を確かめてから準1級を検討しようと考えている。
本記事では、なぜ漢検受検を決めたのか、大元となる背景から受検理由までをつらつらと書いていく。
完全な一人語りになるので、ご承知おき頂きたい。
私と漢字
私が「漢字」というものの存在を認識したのは、保育園の年長の頃だ。
落書き用の画用紙に、記憶にあるだけの漢字を書き連ねていたら、先生にすごく褒められたことがあった。
ピクトくん漢字書けるの!?すごーい!!
で、その漢字で埋まった画用紙に特大の花丸をもらった。
子供心にこれがすごく嬉しく、私は漢字が好きになった。
小学生になって漢字を習い始めると、これがまた面白く次々に覚えていった。
たった一つの文字が一つないし複数の意味を持つことが、子供心に衝撃だったのだと思う。
初めて習った漢字を今でも覚えている。
確か「手」だった(なんで「一」じゃなかったのか今でも不思議)。
もちろん漢字のテストではいつも満点。
自分の得意分野がはっきり持てたことは大きな自信になった。
私自身は最終的には理系の道に進んだが、「漢字」に対する思いは今も変わっていない。
そして「漢検」も、いつか受けてみたいと思ってはいた。
漢検受検を決めた理由
そして今、20代後半になってようやく、漢検を受検することに決めた。
その理由は、大きく2つある。
1つ目は、場所と時間の制約がなくなったためだ。
通常、漢検のような検定の受検は受検日と会場が固定されていて、受検者がそこに合わせるしかない。
しかし、漢検は最近になって「漢検CBT受検」というコンピュータによる受検を導入した。
この漢検CBT受検は、全国150か所のテスト会場で日にちや時間に縛られずに受検できるのがウリだ。
私のように時間的な制約があるけど、準備ができた段階でなるはやで受けたいというような我儘な要求にも応えてくれるシステムなのだ。
2つ目は、やはり漢字好きの人間として漢字を扱う能力を有する証が欲しかったためだ。
エゴにも近い理由だが、最大のモチベーションはこれである。
漢字好きの人間としては、それを裏付けるものが欲しいわけで、それに漢検はうってつけなわけだ。
漢字が好きなのに、それを証明できるものがないのは、やはり寂しい。
過去問を解いてみた。
そんなわけで、漢検受検を決めた私がまずやったのは、過去問だった。
漢検のホームページに載っている過去問を実際に解いて、自分の立ち位置を知ろうと思ったわけである。
結果、200点満点中131点。
合格ラインは8割とのことなので、全くダメ。
そこそこ自信があっただけに、少しショックだった。
だが、おかげで弱点を知れた。
部首、四字熟語、書き問題で足を引っ張っていることが分かったので、そこを重点的に対策していけばよい。
その後、本屋で対策本と過去問題集を購入。
準備は整った。
終わりに
現在、対策本で勉強中である。
過去問題集を解いて問題なさそうだったら、漢検CBT受検で受けてみるつもりだ。
次回は実際に受検し、結果が出てからの報告になる。
もし合格できたら、私が実際にした勉強法を紹介しようと思う。
END
※追記
受検予約編を執筆。
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