【Mr.Children】「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸」感想②

Mr.Children

 前回

の続き。

 

14.海にて、心は裸になりたがる

 YouTubeにて先行公表された曲の内の一つ。
 ドームツアーでもかなり盛り上がったが、こちらも負けず劣らず白熱のパフォーマンス。
 コールアンドレスポンスも一体感に溢れ、とても心地よい。

 

15.擬態

 ドームツアーで披露されなかった分、楽しみにしていた曲の1つ。
 今回のライブ全般に言えることだが、田原さんがノリノリで演奏している姿が印象的だった。
 大サビの冒頭を観客に歌わせるのが今後も通例になるのだろうか?

 

16.Worlds end

 こちらも「擬態」同様、楽しみにしていた曲の1つ。
 最近はマンネリ化しているような声も聴かれたが、実際は「[(an imitation) blood orange] Tour」以来5年ぶりの披露になる。
 しかし、そのブランクは全く感じさせないパフォーマンスで、前回よりもそのレベルは確実に上回っている。
 「DOME TOUR 2005 “I ♥ U”」を超え、個人的ベストアクトになりそうな予感。

  

17.皮膚呼吸

 本編最終曲。
 ドームツアーでは声が少々潰れてしまっていたが、本作品ではCD音源と遜色ないパフォーマンスになっていて安心した。
 また、注目したいのは本曲直前のMCである。

 このMCこそ、本ライブの象徴的存在だと思う。
 「NOT FOUND」の原曲キー演奏も、「自分はまだまだできる」と信じていなければ、多分トライすることすらしなかったと思う。
 そして、このモチベーションがあるからこそ「擬態」と「Worlds end」を選曲したのだろうと納得した。
 この飽くなき向上心を保ち続けることができれば、新しい目標を次々に見出すことができれば、それこそ彼らが死ぬときまで、このバンドは永久に不滅となるだろう。

 

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