会社の通信教育で機械学習について勉強しているので、そのアウトプットも兼ねて勉強内容をまとめて記事にしようと思う。
今回は導入編として、機械学習で一般に用いられるプログラミング言語「Python」のインストール方法をまとめる。
Pythonの概説
Pythonとは上でも述べた通りプログラミング言語の一種である。
人工知能や機械学習に適した豊富なライブラリ(呼び出すだけで使える既成プログラム集)を有しているため、機械学習では基本的にこのPythonが使われる。
Pythonのインストールには、ライブラリもひっくるめて一遍にインストールできるダウンロードパッケージである「Anaconda」が良く用いられる。
今回も、Anacondaを使ってPythonをインストールする。
インストール手順
① Anacondaのダウンロードサイトにアクセスする。
② 表示されたページを下にスクロールしていくと下記画面が表示されるので、OSを確認した上で「Python 3.7 version」をダウンロードする。
※パソコンが32bit版の場合は、パッケージも32bit版をダウンロードする。
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③ ダウンロードしたインストーラをダブルクリックする。
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④ インストーラが立ち上がるので「Next」をクリックする。
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⑤ 同意書が表示されるので「I Agree」をクリックする。
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⑥ インストールタイプの選択画面が表示されるので「Just Me」を選択して「Next」をクリックする。
※「Just Me」を選択しても、ユーザーフォルダ名にスペースがあるとエラーが生じるため、その場合は「All Users」を選択する。
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⑦ インストール先のフォルダを設定して「Next」をクリックする。
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⑧ オプションの選択画面が表示されるため、すべてのオプションにチェックを入れて「Install」をクリックする。
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⑨ 下記画面でインストールが進行する。後程完了画面が開くため、「Next」をクリックする。
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⑩ 下記画面が表示されるため「Next」をクリックする。
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⑪ インストールが完了すると完了画面が開くため、チェックは外した状態で「Finish」をクリックする。
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立ち上げ手順
① 事前に、自由に使えるフォルダを決める、あるいは作る。
② 「スタート」から「Anaconda3」を探し、その下にある「Anaconda Navigator」をクリックする。
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③ 下の画面が表示されたら、「Jupyter Notebook」の「Launch」をクリックする。
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④ ブラウザが開いて下のようにパソコン内のフォルダが表示されるので、①で決めたフォルダまで移動する。
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⑤ ①のフォルダまで移動したら、右上のボタン「New」をクリックし、「Python 3」を選択する。
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⑥ 新たなタブが開いて下の画面が表示される。画面内のボックスにコードを入力することができる。
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この時点で、①で指定したフォルダには「.ipynb」の拡張子をもつファイルが生成されているはずだ。
これがPythonコードでプログラムが書かれ、保存されるファイルになる。
Pythonコードでプログラムが書かれるファイルにはいくつか種類があるが、拡張子が「.ipynb」の場合は、上で立ち上げた「Jupyter Notebook」でしか使うことができないので注意すること。
今後の進め方
さて、Pythonのインストールが終わったところで、次回からは実際に機械学習について詳しく見ていく。
進め方としては、
① 手法ごとに具体的なプログラム実装例を例示し、何をやっているか簡単に説明する。
② 手法の概略を説明する。
③ 実装例の各コードの意味、役割を詳しく見ていく。
といった感じで進めようと思う。
できれば勉強のアウトプットだけじゃなくて、完全オリジナルで何か実装してみたいがそこまでいけるか…?
参考文献
私が受講した通信講座。
機械学習とはなんぞやという体系的な話からPython操作の基礎、各アルゴリズムの理論、プログラムの実装例まで取り上げ、短期間で最低限の実用レベルまで学ぶことができるようになっている。
最低限の知識で全体を俯瞰しながら実装レベルまで学びたかった私にとって、最適な「足掛かり」となる講座だった。
END
※追記
教師あり学習の1つ「回帰分析」の記事執筆開始。
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