【思考録】8:グループに憧れる理由

思考録

 すげー久々に書く。

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個人ではなくグループが好き

 自分がMr.Childrenが好きなのは言わずもがななことなのだが、どのように好きなのかは、多分他のファンの方とは異なっている。

 誤解を恐れずはっきり言うと、自分はMr.Childrenのメンバー個人に関してはそこまで興味が無い。

 例えば桜井さんはBank bandやウカスカジーなど、Mr.Childrenとは別の活動もしているが、そういった活動にはほぼ興味が無い。

 おそらく、桜井さんが好きでMr.Childrenファンをしている人だとこの気持ちはわからないだろう。

 他のメンバーについても同様で、他にも、メンバーの私生活、趣味嗜好についても、正直関心は無い。

 自分は好きなのは、あくまで4人が集まったMr.Childrenというバンドであり、このバンドから生み出される楽曲であり、このバンドのパフォーマンスなのだ。

 

 同様のことは、B’z、東京事変など他の好きなバンドにも言える。

 B’zや東京事変は好きだし、彼らの楽曲、パフォーマンスは好きだが、例えば稲葉さん、松本さん、椎名さんのソロ名義での楽曲には、あまり興味が無い。

 特に椎名さんに関しては、(単に当時の自分が音楽に興味が無かったのもあるが)ソロで活動していた初期の頃は全く興味が無く、彼女の音楽性に本格的に触れたのは東京事変となってからである。

 現在でも椎名さんはソロ活動をしているが、こちらに関しては自分はノータッチである。

 

 こういった、ある意味特殊(?)なファン意識を有するに至る根本には、バンドそのものに対する憧れがある(特にMr.Children)。

 では自分はバンドマンになりたかったか、というとそうではない。

「あっちこっち」の5人組への憧れ

 思えば、自分はバンドだけでなく、別のグループに対する憧れもある。

 「あっちこっち」の5人組だ。

 「あっちこっち」を読むたび「自分も高校時代、仲良し同級生でこんなことしたかった」とつい思ってしまう。

 だが、同じような憧れを「ドラえもん」の5人組に向けることは無い。

 

 なぜか。

 「あっちこっち」の5人組には、それぞれがそれぞれに対して確かな思いやりを持ち、互いを尊重し合っている姿に羨ましさを感じてしまう。

 真宵や榊がつみきをからかって鉄拳制裁を受けるなどしているが、この2人はただからかっているだけでなく本気でつみきを応援しているし、当然からかえばそういったリスクを負うのも十分承知している(真宵に限ってはわざと鉄拳制裁を受けられにいっている可能性も否めない)。

 つみきもつみきでそれを分かっていて感謝しているから、この素敵な関係が維持されているのだと思う。

 かたや「ドラえもん」の5人組の場合、特にジャイアン、スネ夫ののび太に対するいじりは本当の意地悪、いじめであり、思いやりもへったくれもない。

 劇場版で一致団結して共闘する流れがお約束だが、自分は「そんなんで許されるわけねえだろ」と完全な否定派である。

尊重し合える友人への憧れ

 Mr.Childrenと「あっちこっち」の5人組の共通点。

 それは「中高の同級生であること」と「互いが互いを尊重し合っていること」だ。

 そしてこれは、自分が中高時代に手に入れられなかったものでもある。

 

 自分は(まあ自分にも原因があるのだが)中高時代、彼らのように一緒に遊んだり、だべったり、1つの目標に向かって一緒に活動する同い年の友人を持てなかった。

 もちろん部活動はやっていたし、友達もいたはいたが、本当の意味で尊重し合える友人は一人もいなかった。

 だから「あっちこっち」の5人組が過ごしているような日常を過ごすことができなかったし、もう二度とすることもできない。

 だからこそ羨ましいと思う。

 「あっちこっち」の5人組のような友人と高校生活を過ごせたら、本当に楽しかっただろうなと。

 

 唯一の救いは、大学の研究室時代に理解ある先輩方と同期に恵まれ、今でも仲良くしてもらっていることだ。

 彼ら、彼女らがいなかったら、自分は今どうなっていたかわからない。

 今はさすがに連絡を取る機会も減ってしまったが、お互い無理ない程度に繋がりを維持できればと思う。

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終わりに

 書いたものを通して読んでみて、あれ、これ辻褄的にどうなんだ?と思うところもあるが、まあいいだろう。

 自分の考えをお気軽に発信するために立ち上げたのがこのブログ。

 書くことに意味がある、と思いたい。

 

 END

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