「家計簿」は、家計の収支を把握するために必要不可欠なもの。
このことは頭ではわかっているが、買い物の度につけるのが面倒だったり、少額なものはサボってしまったりする人も多いと思う。
私も就職当初、一人暮らしを始めた際に
家計簿をつけるか・・・
と思い至ったが、私自身も面倒くさがりな人間なので、おそらく普通の紙の家計簿を買っても上記のような未来になることは容易に想像できた。
「Zaim」とは
そこでアプリで何か良いものはないかと思って探してみた際に見つけたのが、「Zaim」という無料の家計簿アプリである。
月480円の支払いでプレミアム版の購入が可能だが、普通に家計簿をつける分には無料版で十分である。
ブラウザ上で使うことも可能だが、個人的にはスマホへのアプリダウンロードをお勧めする。
なぜなら、このアプリはスマホのカメラでレシートを撮影するだけで、レシート内容が自動記入される機能を有しているからだ。
個人的にこのレシート撮影機能が、このアプリで最も利用価値が高い機能であると思っている。
使い方
スマホカメラでレシート内容を自動記入する方法は下記の通り。
① ホーム画面右下の入力ボタンをクリックする。
② 収支の記録画面が表示されるので、「支出」が選択されているのを確認した上で、上のメニューの「レシート」をクリックする。
③ レシートを撮影し、編集画面で合計金額とカテゴリ(食費、光熱費など)を確認して「記録する」ボタンをクリックする。
自分は合計金額とカテゴリが合っていれば、細かい品名がうまく反映されていなくても良しとしている。
④ 家計簿にレシート内容が記録される。
基本的にレシートはこれで処理して全部捨てている。
またアプリ内で「月の予算」を決めることができ、ホーム画面で月単位、週単位、日単位の使用額と残高を確認することができる。
自分がよく見るのは週単位の使用額と残高である。
ここを見れば「今週は後いくら使える」といった目途が立ち、残高が少ない場合は余計な買い物をしないようにセーブをかけることもできる。
私はここ数年は、固定費以外の支出を5万円以内に抑えることを目標にやりくりしているが、大きな買い物(パソコンを買ったりなど)をした場合は例外として、このアプリのおかげでほとんどの月でその目標を達成している。
その他、履歴や支出内訳の分析、各支出の推移、銀行との提携など、無料でも使える機能は多くある。
しかし、全てを使いこなそうとすると逆に面倒になってしまって本末転倒なので、私は基本的にレシート撮影と手入力による収支記録と、週単位の支出管理だけをやってやりくりしている。
また個人的にはこのアプリのおかげで、自分が普段の生活をするためにどれほどのお金を要するかを分類ごとに把握できるようになったのは大きい。
一般的な金銭感覚を養う意味でも、このアプリは有益だと思う。
終わりに
無理のない範囲で、最低限の内容を把握できる仕組みがあれば、何を使っても長続きするのだろう。
自分はこの「Zaim」のおかげで、身の丈に合った支出管理を継続できている。
将来的に昇給したり、結婚して生活様式が変化しても、このアプリで自分が使うお金の管理は継続して進めていこうと思う。
END
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